「iOS 11」のコンセプトムービーーーダークモード、画面分割機能、音量調整UIの見直しなど
「WWDC 2017」の基調講演は現地時間2017年6月5日に開催される予定となっている。
当日は「iOS 11」および「macOS 10.13」が披露されると予想されるが、1年に一度のメジャーアップデートでは一体どのような新機能が披露されるのだろうか。
Jacek Ziębaさんがダークモード、画面分割機能、音量調整UIの見直しなどを含む「iOS 11」のコンセプトムービーを公開していたので、紹介する!
画面分割機能は一見便利そうだけど使わない気がする
個人的に基本機能においては特に不満がないiOSだが、細々としたところで改善してもらいたい点はある。
僕を含む一部ユーザーが熱望しているのは以前から噂されている「ダークモード」の提供。特に今年は有機ELディスプレイを搭載したiPhone 8が発表されるのであれば電池持ちを良くするといいう意味でもなおさら黒背景のUIが標準で搭載されて欲しいところ。
画面分割機能はAndroidにも実装されている機能だが、実際のところ本当に便利なのかどうかは未知数。仮に大きいディスプレイを搭載したモデルに限定するとは言え、限られたスペースを分割したいほど同時に2つの画面を見たい状況が思い当たらない。最近のiPhoneはRAMも十分あるので「3D Touch」でアプリを行き来するだけでも問題ない。
細かいところで実現されそうなのは音量調整のUI。InstagramやYouTubeは現在の音量を表示するバーが画面の上部に表示されるのだが、Apple純正の音量ボタンは画面のど真ん中に表示され、非常に邪魔。これは是非とも改善してもらいたい。
iPhone用の機能を充実させる必要性もよく分かるが、個人的にはiPadの使い勝手をどうにかしなければならないと思っている。正直なところ、iPad Proは「Apple Pencil」や「Smart Keyboard」などの充実したアクセサリが用意されているのにも関わらず、ソフトウェアが足を盛大に引っ張っているせいでお世辞にも「PCの代わりになる」とは言い難い。「iOS 11」で色々と機能が追加されることを願いたい。
他にもコントロールセンターの「3D Touch」対応やゲームモード、一般ユーザーでも利用できるiPadのマルチユーザー機能などが想像されている。以下、どうぞご覧あれ!
(via 9to5Mac)