iOS/iPadOS 15.2やmacOS Monterey 12.1のPublic Beta 3、配信開始
パブリックベータプログラム登録者に最新ベータ版が提供開始
Apple Beta Software Programより
Appleは11月17日、「iOS 15.2 Public Beta 3」「iPadOS 15.2 Public Beta 3」「macOS Monterey 12.1 Public Beta 3」を、パブリックベータプログラム登録者向けに配信開始した。
iOS 15.2 Beta 1では、アプリプライバシーレポートが有効化。過去7日間で各アプリが位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先に何回アクセスしたかを確認できる機能だ。緊急SOS機能を有効化する方法として、サイドボタンと音量ボタンを押し続ける方法が加わった。従来のサイドボタン連打で有効化する。通知サマリーの表示も改良されている。
Beta 2では、「個人アカウント管理連絡先」が追加。ユーザーの死後にアカウントのデータにアクセスする権利を付与する信頼できる連絡先が指定可能になった。また探すアプリには、ユーザー自身をトラッキング可能な製品を指定できる機能が登場。周囲に自分の所有物ではないトラッキングデバイスが発見された場合、無効化する方法をユーザーに教えてくれる。
Public Betaは、パブリックベータプログラムに登録している人であれば誰でも無料でインストールし、正式リリース前の最新OSを試すことができる。ただし提供目的は正式リリースまでに、1人でも多くのユーザーからのフィードバックにより、完成度を高めること。不具合を発見した場合は、パブリックベータ版インストールと同時に追加される「Feedback」アプリから指摘しよう。
またパブリックベータ版は、既存の機能が利用できなくなるリスクもある。動作が安定した状態で一般公開されるまで、待つことをおすすめする。
プライベートや仕事用端末にパブリックベータ版をインストールした結果、仮に動作不良が起きたとしても、完全に自己責任だ。自分の意志でインストールすることになるため、不具合が起きてもAppleのサポートは受けることができない。自分で対処できる自信がないのであれば、インストールするべきではない。
試したい場合は、テスト用端末やサブ機など、動作が不安定になったとしても本来の使用目的に支障をきたさないデバイスを選ぼう。