「iOS 9」の低消費電力モード、CPUのパフォーマンスは約6割程度に
「iOS 9」にはデバイスの電池が切れそうな場合、満充電するまで電池消費を一時的に抑える「Low Power Mode(低消費電力モード)」が用意されている。
低消費電力モードに切り替わるということは当然パフォーマンスが抑えられるということを意味するが、実際どの程度のパフォーマンスになるのだろうか。
最近「iOS 9」に対応した「Geekbench 3」による低消費電力モード有効時と無効時の「iPhone 6 Plus」のベンチマークスコア比較がMacRumorsに公開されていたので、紹介する!
「iPhone 5s」でもパフォーマンスは6割程度に
通常時の「iPhone 6 Plus」を「Geekbench 3」で測定した場合、シングルコアのスコアは「1606」、マルチコアのスコアは「2891」という結果になった。一方、低消費電力モードを有効化した場合、パフォーマンスは6割程度に抑えられ、シングルコアで「1019」、マルチコアで「1751」になることが明らかになった。
【img via MacRumors】
低消費電力モード有効時・無効時におけるパフォーマンスの差は「iPhone 5s」でも同様の結果となった。シングルコアスコアが「1386」から「816」に、マルチコアスコアが「2511」から「1405」になったとのこと。
「Low Power Mode」は電池が10%〜20%程度になった時に起動される。CPUのパフォーマンスを抑えることに加え、メールのフェッチ、アプリのバックグラウンド更新、各種視差効果を無効化させ、電池持ちに貢献する。
Appleによると、「Low Power Mode」を有効化することによって電池持ちが3時間増えると公言している。
(via MacRumors)
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