iPadOS 13:Split Viewでアクティブビューが視覚的に判別可能に
画面上部のバーが、アクティブビューの場合は色が濃く、非アクティブの場合は色が薄く表示される仕様に
現状iPadで2つのアプリを同時に表示することができる「Split View」を利用するとどちらのアプリにフォーカスされていて、文字入力できるアプリが並んでいる場合、文字を打つとどちらに反映されるか分かりづらい、という問題がある。特にSmart Keyboardを使っている時。
今秋リリース予定のiPadOS 13では同じアプリを並べて表示することが可能となっているが、なおさらアクティブビュー(要はアクティブウィンドウだが、iPadOSは”ウィンドウ”ではないので”ビュー”としている)がどちらの画面なのかが分かりづらくなってしまう恐れがあった。
幸いにもiPadOS 13では「Split View」の状態でアクティブビューが視覚的に判別できるようになっていることが分かった。
It's subtle, but iPadOS 13 beta 3 shows which app in Split View is actively receiving text input.
Watch the pill-shaped indicator at the top. This has been an issue since Split View launched in iOS 9. pic.twitter.com/VkJyOGFMFh
— Federico Viticci (@viticci) July 2, 2019
iPadOS 13では2つのアプリを「Split View」で表示された場合、画面上部に小さいホームインジケーターのような細長いバーが表示され、アクティブビューの場合は色が濃く、非アクティブの場合は色が薄く表示される仕様になっている。
どちらのビューにフォーカスしているか一目瞭然、とまではいかないものの、何もないよりはマシ。Macでもアクティブウィンドウを影でさり気なく表現していることから、iPadにおけるマルチウィンドウはこのような方向性になりそうだ。