iPad Pro × iPadOS 13で夢の「iPadのデスクトップ化」を実現した人が登場
最強のiOSワークステーション:iPad Pro + iPadOS 13 + 4Kディスプレイ + マウス + キーボード + ゲームコントローラー
iPadOS 13がインストールされた12.9インチ型iPad Proに多機能マウス「MX Master 2S」を接続している様子を紹介していた「MacStories」の編集長Federico Viticci氏が、iPadパワーユーザーとしての活用方法を模索。
iPadOS 13が動作する12.9インチ型iPad ProにUSB-Cポート経由で「LG 4K UltraFine Display」に画面を出力し、BluetoothキーボードおよびBluetoothマウスを接続し、ゲームプレイ用にワイヤレスPS4コントローラー「DualShock 4」を組み合わせ、現状、iPadで実現可能な最強の作業環境を実現。
Viticci氏は「USB-Cケーブル1本さえあればタブレットから夢のiOSワークステーションに、しかもマウスカーソルにも対応」とコメント。写真に写っている「Mac mini (2018)」で利用している全く同じ周辺機器がiPad Proでも利用できていると説明している。
「完璧とは程遠いが、大画面でiOSを操作することができる」
まさに「iPadのデスクトップ化」。動作しているのがmacOSではないため「Mac化」とは言えないが、iPad ProのUSB-C端子搭載とiPadOS 13の登場のお陰でiPadがこれほどの拡張性を持つことが可能になった。
とは言え、やはり完璧とは程遠い。ディスプレイに対して画面は正しくスケーリングできず、マウス対応もあくまでもアクセシビリティ機能として実装されている。
This setup is by no means perfect (needs proper display management, cursor is an Accessibility feature, etc.), but it totally makes it possible to work with iOS on a large display, which I find ideal for my eyesight, posture, and focus.
— Federico Viticci (@viticci) June 19, 2019
それでもiOSデバイスを大画面で操作したい時には役立つ環境にはなる。むしろ、iPadをメインマシーンとして使っている人であれば、この環境だけでも作業がしやすくなりそう。
僕はiPadで無理やり作業環境を構築するぐらいならMacを使えば良いと思っているので自分で再現しようとは思わないものの、かつて学生時代に「WindowsのMac化」に精を出していたのと同じように、「iPadのデスクトップ化」に情熱を注いでいる人がとても楽しそうだ!