「iPhone 6/6 Plus」購入者の大多数はAndroidからの乗り換え
iPhoneを使っている人は、新しいモデルが出ると買い換える。毎年発表される最新モデルを見て無駄に興奮し、実機を見ても触ってもいないのに予約し、当日手に入れて大騒ぎする。そんな頭のおかしい人たちだと思っている人もいるのではないだろうか。
先日行われた2015年第1四半期の業績発表でも明らかになった通り、「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」は大成功だった。多くの既存iPhoneユーザーが一斉に乗り換えた…と思いきや、実はそうではなかった。
The Wall Street Journalによると、「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を購入した人の大勢多数はAndroidスマートフォンからの乗り換えだったとTim Cook氏が明らかにしたようだ!
Androidスマホから乗り換えた人の割合は過去最大
「iPhoneの欠点は画面が小さいこと」と言われていたAndroid勢に「これでどうだ」と言わんばかりに発表した「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」。発表後、多くのSamsungユーザーが最新モデルに乗り換えを希望していたと伝えられている。
ただし、Androidスマホから乗り換えが発生したのはアメリカではない。今回、前年比、前四半期比で劇的な成長を遂げた中国ではないかと言われている。
AndroidユーザーがiPhoneに乗り換えたというのは素晴らしいことである一方で、従来のiPhoneから「iPhone 6」または「iPhone 6 Plus」に乗り換えた人は全体の15%以下だったことも明らかになっている。
Tim Cook氏は今後買い換える人がいるため安定して成長し続けるとコメントしたそうだが、大型化したiPhoneが従来のiPhoneユーザーに受け入れられていないという可能性も問う必要もありそうだ。実際、僕の周りに限って言えば、ディスプレイの大型化を受け入れられていない友人は意外と多い。
(via Boy Genius Report、9to5Mac)