「iPhone XS Max」の次期モデルで改善してほしいこと3つ
「iPhone XS」は「iPhone X」から代わり映えしない。「iPhone XS Max」も「iPhone X」がただ大きくなっただけと言えばそうだが、5.8インチから6.5インチになった大画面を見ていると、何か惹かれるものがある。
とは言え、「iPhone XS Max」は改善の余地がある。個人的に「iPhone XS Max」の次期モデルで改善してほしいことを3つをまとめてみた。
1. 軽くなってほしい
「iPhone XS Max」、重すぎ。
単体だけでも208gもあり、これにどれほど軽いケースを付けても10g以上の重さが追加され、結果的に220g前後という重さになる。少しゴツめのケースをつければ250ml缶と変わらない重さがポケットやカバンの中に入ることになるのだ。
iPhone 8 Plusは202g、iPhone 7 Plusは188gだった。ワイヤレス充電に対応し、ステンレススチール製のフレームとガラス筐体によって重さが増していることも十分理解できるが、Appleの技術力で何とか200gを切るぐらいの重さにしてもらいたい。
2. ノッチの左右にある画面エリアを有効活用してほしい
「iPhone XS」と「iPhone XS Max」のノッチは全く同じサイズ。つまり、「iPhone XS Max」の方が「iPhone XS」よりもノッチの左右にある画面エリアが広いのだ。
それにも関わらず、この画面スペースは全く活かすことができていない。キュッとすれば電池残量(パーセント表示)ぐらいは表示できそうな気がするが……。
3. 大画面を活かした機能が少なすぎる
6.5インチという巨大かつ美しいディスプレイを搭載しているのにも関わらず、Apple自身もこの表示領域を活かすことができる機能はほとんど用意していない。
確かに「天気」アプリは横向き表示にも対応し、「メール」アプリも同様にそのような表示が用意されているが、「とりあえず用意した」感が強く、大きい画面サイズを活かせているとは言い難い。
個人的にはAndroidのように上下で別々の表示ができれば「iPhone XS Max」の魅力はグッと増すような気がする。正直、横向きの表示は使う機会も少ないので、縦向きに持ったままで画面が分割したい。
異なるアプリをそれぞれ表示できるのも良いかもしれないが、1つのアプリにおける複数の機能を同時に表示できることに魅力を感じる。例えば、「メール」アプリであれば上部に返信元メール、下部に作成中のメールが表示されるだけでも便利そうだ。
iPhoneに限らず、最近のスマートフォンは大型化しているが、その大画面を活かしきれていないように感じる。これはハードウェアではなくソフトウェアの問題ではあるが、将来的に改善されることを期待したい。