「かざぐるマウス」が信じられないくらい便利
今日は珍しくWindows向けのソフトのお話。
僕は会社で信じられないくらい遅いWindows PCを使っている。入社当初はWindows自体に発狂していたのでまだ落ち着いた方だが、やはり操作性が極めて不便だと感じることは多々ある。よって、なんとかしてこの制限でガチガチに固められたPCでする作業を効率化するため色んなフリーソフトを導入しているのだが、最近導入した「かざぐるマウス」というフリーソフトがとんでもないぐらい使い勝手がいいので紹介する。特にWindowsで苦悩しているMacユーザーは是非導入してみて欲しい。
なんのソフトかを簡単に説明すると、要はマウスの機能を拡張するものである。かなり高性能なフリーソフトであるが、以下に僕が重宝する2つの機能を記す。
マウスジェスチャ
僕は、職場のPCでは当然マウスを使用し、ブラウザはFirefoxとChromeを併用している。ただし、最近はFirefox 3.6にアップデートされたことで非常に使い勝手が良くなったため、Firefoxに落ち着いている。Firefoxと言えばAdd-onなのだが、特に重宝するのがマウスジェスチャ。ページを戻りたい時に戻るボタンを押したりBackspaceを押したりするのは非効率なので、右ボタンを押しながら左右にジェスチャをすることによってページ送りができるのはかなり便利である。
さて、これに慣れてしまうと、Explorerも同様にマウスジェスチャで操作したいな、と感じていた。結論から言うと、かざぐるマウスはまさにそれを実現してくれる。
これがかざぐるマウスの設定画面の一つのタブである。かなり豊富な種類のマウスジェスチャを設定することができる。僕はFirefoxでもページ送りでしか使っていないのですべてデフォルトのままだが、凝りたい人にはいくらでも設定出来るようになっている。
アクティブウィンドウ以外のウィンドウをスクロール
かざぐるマウスのもう一つの便利な機能は、アクティブウィンドウ以外のウィンドウをスクロール可能にすることである。特にMacユーザーは自分が現在選択しているウィンドウの下にあるアプリケーションをスクロールすることはお馴染みの機能だと思うが、残念ながらWindowsではそれが一切出来ない。よって、例えばパワーポイントを開きながらメールの文面を読もうとしてもメールソフトを選択した上でなければスクロールは出来ない。
Macユーザーでありながら職場でWindowsの使用を強いられている人はどのように感じているか分からないが、僕はかなり不便に感じていた。だが、なんとかざぐるマウスはそれさえも実現してくれる。おお、神よ。
上記の設定画面の全般タブからその設定をすることができる。僕は当然ここにはチェックを入れたので、自由自在にウィンドウを操る事ができるようになった。素晴らしい!
Macユーザーで職場のWindowsに苦しんでいる人はいっぱいいるはず。「かざぐるマウス」は間違いなくそれを少し解消してくれると思うので、悩んでいる人はお試しあれ!
ダウンロードはこちら:
Static Flower
かざぐるマウス