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Apple Watchに「visionOS風デザイン」が登場か。watchOS 12は大幅リニューアルの可能性

Apple Intelligence対応の噂も浮上、ただし技術的制約から実現性に疑問符

Using my Apple Watch Ultra 2 03

Appleは将来のwatchOSアップデートで、Apple WatchにvisionOS風のデザインリニューアルを実施する可能性がある。イスラエルのサイト「The Verifier」が報じたところによると、このデザイン刷新はiOS 19やmacOS 16に予定されている変更と同様のアプローチになるという。

新しいwatchOSデザインにはvisionOSの要素が取り入れられ、より大胆で、わずかに透明感があり、浮遊感のある美学が採用される見込みだ。ボタン、メニュー、アイコン、その他のユーザーインターフェース要素が刷新され、Appleはホーム画面についても「複数のアイデアを検討中」とされている。The Verifierによれば、これらのデザイン変更がいつ実装されるかは不明で、機能はまだ開発段階にあるとのことだ。

同サイトはまた、AppleがApple TVApple Watch Ultra向けのApple Intelligence機能を開発中だとも伝えている。Apple Watch Ultraには、Apple Intelligenceを実行できる新しい専用チップが搭載されるという。

しかし、この主張には疑問が残る。AppleはWWDC 2024以降、Apple Intelligence機能をできるだけ多くのデバイスに展開しており、高級モデルだけに制限する戦略は取っていないからだ。

WWDC 2024以降に発表されたデバイスの中で、Apple Intelligenceをサポートしていないのは最新の低価格iPadのみだ。ミッドレンジのiPhone 16eを含む他のすべての製品はApple Intelligenceに対応している。The Verifierによれば、Apple Watch Ultraが最初にApple Intelligenceを搭載し、1年後に他のApple Watchモデルにも展開されるとしている。

技術的な課題と信頼性の問題

現在のApple Watchモデルはわずか1GBのRAMしか搭載していない。Apple Intelligenceは最低でも8GBのRAMを必要とするため、The Verifierの主張には疑問符が付く。

同サイトによれば、Apple Watch向けのApple Intelligence機能には、通知のサマリー、Genmojiの作成機能、ユーザーの行動を理解し「スポーツ活動、AI医療モニタリング、睡眠追跡、心拍数活動など」から情報を収集する「新しいSiri」が含まれるという。

なお、The Verifierの的中率という点では最良の実績を持っているわけではない。昨年、同サイトはiOS 18visionOS風のデザインになると報じたが、実現しなかった。また、Apple Watch向けTouch IDApple TV向けキッズモード、新しいApple Pencilの発売日、古いデバイスのサポート終了に関する予測など、的中しなかったも複数ある

このように、今回の情報も確度は高くないと考えられるが、Appleが長期的にはエコシステム全体でデザイン言語を統一し、AI機能を拡充していく方針であることは間違いないだろう。特にApple Watchは健康データを常時収集するデバイスとして、将来的にはAI機能との親和性が高いと考えられる。

(Source: MacRumors

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更新日2025年04月11日
執筆者g.O.R.i
コメント(1件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:705679)

    アイコンが丸いという点ではApple Watchが先駆けでしたね(笑)

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