「macOS Sierra」、ARMチップをサポート?!将来的にはARMベースのMacも登場か?!
2005年から続くIntelベースのMacがついにARMベースに?!
TechTastic.nlによると、「macOS Sierra」のコード内にARMチップをサポートする記述が発見されたと伝えている!
開発者側もARMベースのMac対応が進められている?!
ARMベースのMac登場に関する噂が浮上したのは今回が初めてではない。2014年にはARMベースのiMac・Mac mini・MacBookが開発されていると伝えられ、早ければ2016年までにリリースされるという情報も報じられていた。情報元がMacintosh IIやMacintosh Portableの技術担当としてAppleでも活躍していたJean-Louis Gassée氏だったので、信憑性は決して低くはないだろう。
すでにAppleはデベロッパーに対し、フルコンパイルされたバイナリの提出は義務付けず、Appleとして特定のCPUアーキテクチャに対してコンパイルできる状態で提出させているという。要は、仮にARMベースのMacが登場してもデベロッパーはアプリケーションを再提出する必要がない準備が水面下で進められていたということだ。
「ARM Hurricane」対応の記述が発見される
「macOS Sierra」のコードの中には「ARM Hurricane」という記述が発見されている。
【image via TechTastic.nl】
これはAppleがまだ発表していないARMベースのチップである可能性もあるが、「A10 Fusion」のコードネームである可能性もある。これまでAppleは「A7」はコードネーム「Cyclone」、「A8」はコードネーム「Typhoon」、「A9」はコードネーム「Twister」と名付けてきた。
「A10 Fusion」チップは大多数のMacBook Airのベンチマークスコアを上回り、シングルスコアに至っては「Mac Pro (Late 2013)」の12コアモデルのものを上回ることも明らかになっている。
MacがARMベースになれば消費電力を抑えることができ、電池持ちが大幅に改善されることが期待される。また、MacBook ProのようにIntelの最新チップ対応待ちということもなくなり、毎年新モデルを投入することも可能になる。
何よりも大事なのは「Appleは自社製品のテクノロジーをすべて管理するべき」という思想が反映されることかもしれない。
電池が長持ちすることは正義。パフォーマンスも正義。ARMベースのMac、いよいよ来るのか?!
(via iDownload Blog)