MacBook Air/Proの性能を一時的にブーストする「プロ・モード」、macOS内で発見
「アプリが高速に動作する場合があるが、電池の消費が向上し、ファン音が増す可能性があります」
MacBookで作業中、電池持ちや静音性よりも、パフォーマンスを最優先にできる機能が、近日中に利用可能になるかもしれない。
「macOS Catalina 10.15.3」の最新ベータ版から、MacBook AirおよびMacBook Proの性能を一時的に引き上げる「プロ・モード」が発見されたと9to5Macが伝えている。
プロ・モードとは
「プロ・モード」は、ユーザーによってオン・オフを切り替え可能。有効化した場合、「アプリが高速に動作する場合があるが、電池の消費が向上し、ファン音が増す可能性があります」と説明されている。
macOSの電源管理システムに関連するコードであることから、「プロ・モード」はMacBookに搭載されている、電池消費を抑える機能を一時的に無効化することによって実現している、と9to5Macは分析している。ファンの回転数を上げる仕様になっているのは、サーマルスロットリングを防止するため、と考えられる。
「プロ・モード」は、有効化した翌日には自動的に無効化される仕組み。
プロ・モードは、最新の排熱構造を搭載したモデル限定か
「プロ・モード」の対象デバイスは不明。9to5Macは、16インチ型MacBook Pro(2019)に採用されている、最新の排熱構造を持つMacBookに限定されるのではないかと分析している。
Appleは、未発表のMacBookをEECデータベースに登録したことが発覚。MacBook AirやMacBook Proの新モデルの正式発表後、新機能として提供する可能性がある。
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