Macの壁紙でお馴染み、美瑛町にある「青い池」の美しさに見惚れた
Appleのエコシステムにどっぷり浸かっている身として、北海道に来たからには行っておきたい場所が2つある。1つは「Apple Store 札幌」。もう1つは美瑛町にある「青い池」。
Apple Storeは分かるとして、「青い池」と言われてもピンと来ない人も多いかもしれない。実はこの観光スポットは2012年に発表された「OS X Mountain Lion」に含まれている公式壁紙15種類のうちの1つ。「MacBook Pro Retina」ディスプレイモデルの宣伝・プロモーションに使用されていた。
オリジナルの写真は地元美瑛町在住の写真家、ケント白石氏によって撮影されたもの。撮影時期は10月下旬だったそうだ。
僕が「青い池」に行ったのは2015年11月12日、到着したのは11時頃。既に雪も積もっていて冬季ならではの幻想的な空気に包まれていた。「MacBook Pro Retina」に対する溢れんばかりの愛を胸に「青い池」の撮影にチャレンジしてきたので、どうぞご覧あれ!
「青い池」、実は人工池だった!水は”青く見える”だけ
普段それほど運転していない僕が11月中旬に北海道で運転するのはさすがに危ないのではないかと懸念していたが、幸いにも雪はそれほど積もってなく、平日ということもあり人通りも車も少なく自分のペースで青い池まで辿り着くことができた。整備されているとは言え、山の中を運転することになるので時期によっては注意が必要だ。
ところで、「青い池」はなぜ青いのか。そしてどのようにして作られたのか。気になる人も多いのではないだろうか。
衝撃的なことに、「青い池」はなんと美瑛川本流に複数建設された堰堤の1つに水が溜まったもの。つまり、人工池なのだ。
付近の湧水にはアルミニウムが含まれ、美瑛川の水と混ざることによってコロイドが生成される。太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱することによって水が青く見える。結果的に池が青く見えるだけで、水そのものは青くないのだ!
冬ならではの「青い池」、どうぞご覧あれ!
今回は冬季の「青い池」を満喫したが、季節ごとに異なる景色を楽しむことができることも魅力の1つ。緑が生い茂っている夏季にも一度見てみたいところだ。
青い池(美瑛町) | |
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住所 | 〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金 |
アクセス | JR美瑛駅から約17km、白金温泉から2.5km |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料(乗用車100台、バス10台) |
営業時間 | 常時開放 |
電話番号 | 0166-94-3025(びえい白金温泉観光センター |
今回撮影に使用したカメラ、レンズについて
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