「神戸ルミナリエ」ーー阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、伝統あるイルミネーションイベント
毎年12月に開催されている、神戸の伝統あるイベント「神戸ルミナリエ」。約30万個のLEDが使用されている光のトンネルは人生で一度は見てみたいと思っていたイルミネーションの1つ。
2015年の「神戸ルミナリエ」は12月4日(金)から12月13日(日)の10日間の開催。たまたま予定があった友人とたまたま休みだった彼女を引き連れ、「神戸ルミナリエ」鑑賞日帰り弾丸ツアーを決行!初めて写真ではなく自分の目で見ることができた!
もちろん、行ったからには見に行きたくても見に行けない人にその感動を届けたい。数百枚撮った写真のうち、気に入った数枚を選定したのでどうぞご覧あれ!
1995年12月から開催され続けている伝統的イベント
「神戸ルミナリエ」の歴史、白熱電球からLED電球へ
そもそも「神戸ルミナリエ」とは何か。
「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災犠牲者を思い、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催されたイルミネーションイベント。1995年1月17日に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、神戸のまちと市民の夢と希望を象徴する行事として開催されている。
過去20回の神戸ルミナリでは一部の小作品を除き、白熱電球が使用されてきたが、21回目である今年は東遊園地の大型作品も含めたすべての作品にLED電球が使用されている。
「神戸ルミナリエ」へのアクセス方法と待ち時間
今回、僕らは三宮駅から向かったが、立地を考えると元町駅から向かった方が無難だと思われる。本来は徒歩で10〜15分で辿り着く距離ではあるが、述べ300万人以上が集まるイベントということもあり、平日でも入り口に辿り着くまでに35分も掛かってしまった。休日に向かう場合は覚悟した方が良さそうだ。
ちなみに、向かっている最中に流れていたBGMがとても素敵だったので紹介しておく。尼崎出身出身のフォークデュオ「あまゆ〜ず」の「ざっとうの詩〜絆」という曲で、明石歩道橋事故を教訓に雑踏事故防止のために兵庫県警によって制作された曲とのこと。
フルバージョンを聴きたい、もしくは歌詞を知りたい人は兵庫県警察の公式ページからどうぞ。
100円募金への呼び掛けーー伝統を続けるために
20年以上続く「神戸ルミナリエ」だが、補助金の終了や企業協賛金の減少により2005年と2006年は2年連続の赤字開催となった。当初は14日間の開催だった同イベントも今となっては10日間開催。翌年も続けるためには募金が必要不可欠となっているため、多くのスタッフが100円募金への呼びかけを行っていた。
初めての参加ではあったが、来年以降も見る機会があれば見たいと思ったので募金してきた。募金箱も「神戸ルミナリエ」仕様になっていて素敵だった。
写真で見る “光のトンネル” こと「神戸ルミナリエ」
それでは「神戸ルミナリエ」の写真をどうぞご覧あれ!
噴水広場で行われていた「踊る!KOBE光のファウンテン」を動画で撮ってきたので併せてどうぞ!
なお、残念ながら上記の作品は強風の影響で崩壊してしまい、本年度分の展示は終了。見ることができて本当にラッキーだった。
今年、2015年で21回目を迎える「神戸ルミナリエ」。クリスマスシーズンに開催されるということもあり、点灯式や点灯中に行く人も多いようだが、実は消灯式が最大の見どころという意見もある。阪神淡路大震災の犠牲者の御霊に対し敬礼する儀式は消灯式でクライマックスを迎えるようだ。
下記にその様子が映っている。今後「神戸ルミナリエ」を見に行く予定がある人は最終日の一番最後に控えている消灯式を見てみるのも良いかもしれない。
阪神淡路大震災の復興イベントだったんだw 全然繋がりないけど
むしろ電気を煌々とつけて、地球温暖化に拍車をかけて地球レベルで害悪なだけだけどw
募金も電気つける費用を回せば?某武道館のイベントじゃないけど、本末転倒な感じ。
向こうはギャラを基金に回せという理論だが。