【レビュー】MagSafeデュアル充電パッド：旅先でスマートに充電

Appleは、新しいワイヤレス充電台「MagSafeデュアル充電パッド」で僕らの忠誠心を試しているに違いない。

電源アダプタは同梱されず、価格は税別14,800円。別売りの20W USB-C電源アダプタを使用した場合、iPhone 12シリーズへの出力は最大11Wに制限される。また27W以上の電源アダプタを使用した場合でも最大出力は14Wに制限され、MagSafe充電器単体で使用した場合に得られる最大15W出力に満たない。

文句を言いながらも、待望のApple純正ワイヤレス充電器を購入した。

MagSafeデュアル充電パッドの外観

MagSafeデュアル充電パッドは、本体の他にUSB-C to Lightningケーブルが同梱されている。本体の重さは約132g。片面の厚さは、iPhone 12シリーズの厚みとほぼ同じだ。

折り畳むと非常にスリムになり、持ち運びやすい。表面はサラサラとした触り心地。エンボス加工されたAppleロゴがある。

購入直後は美しいが、数ヶ月後の使用感が心配だ。特にヒンジ部分には早速シワができており、強度が気になる。

Apple Watch用充電器は立てて使用できる。

垂直になる寸前まで立てることができ、ナイトスタンドモードで利用できる。ソロループなどのバンドを使用している人でも安心して充電できる。

Apple Watch用充電器の凹みに「Made by Apple in California」や出力情報などが記載されていた。

MagSafeデュアル充電パッドはLightning端子を使用する。Apple Watch用充電器側に端子が用意されている。

ケーブルは昔から愛用しているAnkerの高耐久ケーブル

iPhoneおよびApple Watchを並べて充電できるため、コンセントや充電スペースが限られる出張先や旅先のホテルなどで活躍しそうだ。

MagSafeデュアル充電パッドの販売ページには、最大出力を得るための条件として以下のように記載されている。

-最大11Wのさらに高速なワイヤレス充電には、20W USB-C電源アダプタ（別売り）
-最大14Wのさらに高速なワイヤレス充電には、27W以上のUSB-C電源アダプタ（別売り）

20W USB-C電源アダプタ、Anker PowerPort III Nano 20W、29W USB-C電源アダプタ、Apple純正 96W USB-C電源アダプタを使用し、出力を比較した。