【レビュー】Anker PowerPort III Nano 20W:世界最小・最軽量の急速充電器
圧倒的な小ささを知ってもらうべく、様々なモノと比べてみた
Ankerが、20W出力以上のUSB PD対応USB充電器として世界最小・最軽量(2020年9月時点)となる、「Anker PowerPort III Nano 20W」の販売を開始した。価格は1,780円。
わずか30gの重さ、500円玉とほぼ変わらないサイズながら、搭載されている1つのUSB-Cポートから最大20Wの出力を実現。高速充電に最大20Wを必要とするiPhone 12シリーズ、およびMagSafe充電器を使用する上で用意しておきたいサードパーティアクセサリーになるだろう。
Anker PowerPort III Nano 20Wの特徴はその驚くべきコンパクトさ。具体的なサイズをイメージしやすくするために、家の中にあった”小さいもの”と比較してみた。
驚くべきコンパクトさ、純正品を購入する理由がなくなった
Apple純正の20W USB-C電源アダプタ(税別2,000円)と全く同じサイズの18Wモデルと比べてみると、その違いは一目瞭然。
かつてiPhoneに同梱されていた、5W USB充電器と同じサイズ。5Wモデルのサイズで20Wの出力を実現しているのだ。
Incase AirPods Case with Woolenexを装着した状態のAirPodsとサイズを比較。AirPodsが大きく見える。
ようやく同じサイズのものを見つけた。妻が集めている可愛い箸置き。Anker PowerPort III Nano 20Wが急に愛おしく見えてきた。
プラグ部分を除けば、本体はプチトマトと同じサイズであると判明!小さい!可愛い!食べちゃうぞ!(プチトマトは撮影中に美味しくいただきました)
出力と発熱を検証
Anker PowerPort III Nano 20Wは、このサイズで本当に20Wも出るのだろうか。検証してみたところ、19W以上の出力が確認できた。
問題は発熱だ。サーモグラフィーカメラで計測したところ、USB-Cポート周辺は65℃を記録。計測時は13インチ型MacBook Proを充電しており、19Wをキープした状態を続けていた。
コンセントの着脱時に触れるであろう側面は57℃だった。温かいが持てないほどの熱さではない。
iPhone 12シリーズ以降の急速充電およびMagSafe充電器に必要とする20W出力の充電器は、Anker PowerPort III Nano 20Wで決まりだ。Apple純正品よりも小さく、安いので、買わない理由はない。iPhone 12シリーズには充電器が同梱されていない。必要な人は買ってみてはどうだろうか。
12からType-C to Lightningケーブル付属になりましたしg.O.R.iさんオススメのType-C対応ACアダプターとかの記事とか需要ありそうだなーチラッ
あああああそうですね、、、、なんでGoogle IMEは使ったこともない漢字を突然リコメンドしてくるんだろう……ありがとうございます……
小さくていいですね!高周波ノイズが聞こえないというのも魅力です。
ちなみに1箇所旧字体?になっているようで、一瞬読めませんでした、、、
「5Wモデルのサイズで20Wの出力を實現しているのだ。」
実現、ですかね。
高出力USB-C充電器はしますね。100Wクラスの製品はすることが多いですし、特に海外製品は結構酷いですwこの製品は特にそのような音は聞こえませんでした!
小さめの窒化ガリウム採用充電器は、高周波ノイズ対策の設計がなされていないと聞きます。高周波ノイズとはなんぞやって感じの素人なので気にしませんが(Mac等で音楽をやる人は重要視すると聞きました)、この商品は使用中に変な音とかしますでしょうか。