Androidの方がiPhoneより良く出来ていると思った、3つのこと
Galaxy S2を一ヶ月使って思ったことまとめ、というポストを先ほど書いたが、これまで絶対的にアンチAndroidだった僕が「ここはiPhoneより良い」と思ったところをまとめてみた。
デフォルトで複数の外部サービスに共有できる
Androidの良さは良くも悪くも自由なので、自由にアプリ間が連携できるようになっている。Androidを使い始めた当初は「何でも出来るので分かりにくい」と思っていたのだが、Galaxy S2で写真やスクリーンキャプチャを撮るようになってから、その写真の転送方法がiPhoneと違って自由自在であることに感動した。
iPhoneのPhotoアプリからはせいぜいMMSかメールに添付して送信するぐらいしかできないが、Androidであれば以下のとおりBluetoothからDropbox、直接TwitterやBelugaへ共有することが出来る。写真だけではなく、音声や動画ファイルも同様に共有出来るのでかなり便利だ。
同期、という概念が無い
iPhoneはiTunesがあり、母艦があることが前提だ。iOS 5になってケーブルで母体と繋げなくても同期は取れるようになったものの、結局のところ今までiTunesで情報をストックしていたものがクラウドに変わっただけであって、自分の聞きたい曲をiPhoneに入れるためには自分の使っているMacかPCが必須である。
その点、Androidは元々母艦を必要としない、スタンドアローンなモバイル端末である。仮に自分の普段使っているパソコンでなかったとしてもUSBストレージとして接続してファイルを移せば端末で扱うことが出来る。音楽、画像、動画それぞれ適当なディレクトリにファイルを移せば端末がファイルを探し出しだして表示してくれるようになっている。個人的に最近iPhoneとiTunesを接続すると何かが勝手に消える、という不可解な現象が多発しているので、iTunesのようあアプリケーションを介さず直接ファイルをストレージ間でやり取り出来る方が少し安心する。
Notification Barはやっぱり便利
今僕のiPhone 4はiOS 5 beta5を入れているのでNotification Centerを利用しているのだが、Androidに搭載されているNotification Barの方が便利だと思う。通知をまとめてくれるのは当然のこと、再生している曲を表示してくれたり、無線やBluetoothのオンオフを簡単に切り替えることが出来るのはAndroidのNotification Centerだけである。iOS 5もウィジェットを開発者に開放してくれれば同様のアプリケーションが公開されるかもしれないが、今の段階では同じような使い勝手をiPhoneで実現するためには脱獄が必須となっている。
まとめ
「Androidなんていいこと何一つない」と断言していたはずの僕が、Androidがいいと感じるようになったのはこれだけ使い込むようになってから。噛んだらその美味しさがすぐ分かるのがiPhoneだとすれば、噛めば噛むほど味が出るのはAndroidなのかもしれない。