「Android Wear 2.0」、発表!フィットネス機能の強化やキーボードの搭載などが特徴
【image via The Next Web】
「Google Duo」や「Google Allo」など様々なサービスが本日開催された「Google I/O 2016」で発表されたが、個人的に気になったのが「Android Wear 2.0」。
スマートウォッチ向けOSのアップデートはリリースして以来、初めて。「Android Wear」が動作するスマートウォッチの使い勝手が大幅に改善されている他、アプリランチャーのUIや文字入力機能の強化などが行われている。
The Vergeが早速ハンズオン動画を公開していたので、紹介する!
「QWERTYキーボード」を載せるという暴挙に……
「Android Wear 2.0」は様々な機能改善が行われている。
個人的に驚いたのは文字入力機能の改善。「スマートリプライ」は「Google Allo」と同様に自然言語処理を活かして返信内容を予め用意するという機能。これはまだ理解できるのだが、Googleはなんと他にも手書き入力とQWERTYキーボードを搭載するという暴挙に出た。
暴挙、とは言ったものの、動画見る限りではそこそこ快適に入力できているようだ。長文を入力するには向かないかもしれないが、ササッと思い通りの返信をする上では役立ちそうだ。
他にもウォッチフェイスにサードパーティのコンプリケーションに対応。Apple Watchでは既に対応している機能だが、個別のアプリを起動することなく他のアプリの最新情報を表示することができるという意味では非常に便利。
フィットネス機能も強化されている。自動的に運動開始を認識し測定してくれる機能は日頃からジムに通っている僕としては非常に魅力的な機能。ランニングだけではなく、バイセップカールなどトレーニング種目も内蔵センサーを活かして自動的に認識してくれる模様。どの程度の精度なのかは気になるところだ。
アプリ一覧を表示するUIもカルーセル型になり、見るからにApple Watchよりも使い勝手が良さそうだ。
「Android Wear 2.0」はデベロッパー向けに本日配布開始され、年内に正式リリースされる見通し。
(via The Verge)