Apple Watch、開発中とされるOSアップデートの詳細情報が明らかに
Apple Watchが登場してから早1ヶ月も経った。僕自身含め、多くの人が今後の改善に期待はしつつも現状は不足点もあることを指摘している。
次期「Watch OS」には一体どのような機能が追加されるのだろうか?!9to5MacがApple Watch初のOSアップデートに関する詳細情報の他、6月に発表されると噂されている新型「Apple TV」に関する情報を公開していたので紹介する!
Apple Watchに関する詳細情報
「Find my Watch(Watchを探す)」機能の用意
まずAppleがApple Watchのアップデート内容として用意しているのが「iPhoneを探す」機能と似た「Find my Watch」機能を用意している。自身のWatchを見失った時に音を鳴らしてくれる他、盗まれた際にApple Watch上のデータをリモートで消去する機能も用意されている。
さらに、iPhoneを忘れたまま出掛けてしまったことをApple Watchが振動することによって知らせる機能「Smart Leashing」も準備しているとのこと。
情報元によると、これらはワイヤレスチップが必要になるなど技術的なハードルがあるため利用できるようになるのはしばらく先になりそうだ。
健康とフィットネスアプリのアップデート
健康とフィットネスアプリもアップデートが準備されている。具体的には通常の心拍数と比べて唐突な変化がある場合にユーザーに知らせる機能。ただし、これは信頼性やレギュレーションなどのハードルがあるため、実現しない可能性もある。
HealthKitやResearchKitなどの発表からも分かる通り、Appleは健康管理に力を入れている。現時点では心拍数の測定のみとなっているが、血圧の測定や睡眠解析機能の対応、そして将来的にはそして血中糖度センサーの搭載も検討しているそうだ。
サードパーティアプリに関するアップデート
ネイティブアプリが今秋に解禁されるということは明らかになっているが、アプリだけではなくコンプリケーションも提供する予定であると言われている。特定のアプリの最新情報を文字盤に直接置くことができることによって、ユーザーは時計を見るタイミングで最新の情報を確認することができる仕組み。
「Apple TV」に関する詳細情報
Apple Watchに関する最新情報の他、次期「Apple TV」に関する情報も明らかになっている。
「WWDC 2015」で「Apple TV」の新モデルが発表されることはほぼ確実となっていて、本体が新しくなる他、使い勝手の悪さには定評のあるリモコンも新しくなる見通し。
次期モデルはSiriとサードパーティアプリに対応する他、デベロッパーには新たに「TVKit」なるものが提供されるとのこと。
本体は現行モデルよりも二回り大きくなるとのことだが、現行モデルよりも薄型化されると伝えられている。薄く、平べったく、細長いデザインになるということなのだろうか。内部ではハードウェアのコードネームは「J34」、OSのコードネームは「MonarchTide」と名付けられている。
(via 9to5Mac)