iTunes、楽曲ダウンロードサービスを2年以内に提供終了か?!
音楽ストリーミングサービスの認知度が上がり始め、音楽を「ダウンロードする」という文化が今まで以上に薄れてきつつある今日この頃。2年後にはそもそもその仕組み自体がなくなっているかもしれない。
Digital Music Newsが入手した情報によると、Appleは2年以内を目処にiTunesの楽曲ダウンロードを終了することを検討していると報じている!
「Apple Music」の成長、楽曲ダウンロードの低迷
楽曲ダウンロードを終了するに最も大きい理由は時代の流れ。「Apple Music」も順調に推移していることが明らかになり、有料会員数は今年の2月半ば時点で1,300万人を突破したことが公表された。サービスとしても「iOS 10」と同時にメジャーアップデートされる見通しとなっていて、ますます力を入れている様子が伺える。
既にAppleの役員の間では「iTunesの楽曲ダウンロードを今後継続する予定はない」と前置きした上で、3〜4年以内を目処にゆったり終了させるプランも検討しているとのこと。
音楽ストリーミングサービスの流れが来ている中、Appleがなぜ潔くスパっと楽曲ダウンロードの提供を終了しないのか。それは、低迷気味とは言え今でもそれ相応の売上を生み出しているから。とは言え、2012年時点では売上高39億ドルという規模だった楽曲ダウンロードも2019年には6億ドルまで落ちていると予測していることから、遅かれ早かれサービス提供を終了するのは目に見えている。
【image via Digital Music News】
楽曲ダウンロードを終了する理由は他にもある。「Apple Music」と一体化しているせいで分かりづらいという問題だ。購入した楽曲、自分がもともと持っていてアップロードした楽曲、ストリーミングしている楽曲が混在する今のサービスは決して使いやすいとは言えないだろう。
売上高の減少やアーティストへの支払いが脳裏をよぎるかもしれないが、今のところ2020年までには「Apple Music」による売上高はダウンロード楽曲が2012年に達成した39億ドルを超える見通しとなっている。
サービス開始当初は「購入することはできるが Apple Music には掲載されていない」という楽曲が多すぎたせいで未だに「Apple Music」を使っていない僕だが、メジャーアップデートもされることだし久しぶりに再契約するかな……!
(via MacRumors)
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