UIが刷新された「Apple Music」は「iOS 10」と同時にリリースか?!アップデートの詳細が明らかに
昨日、「Apple Music」が大幅なリニューアルを実施する予定があることを伝えた。
9to5Macによると、やはり新しい「Apple Music」は「WWDC 2016」で披露されるが正式にリリースされるのは「iOS 10」の一部として今秋に同時リリースすると報じている!新機能や新デザインについて詳細の情報を伝えていたので、紹介する!
新バージョンはUIの刷新がメイン、新機能もちらほら
情報元によると、新しい「Apple Music」は昨年末から着手されていたとのことで本格的に開始されたのは今年2月頃。新しいバージョンは新機能の追加よりも現状の絶望的な使い難さを解消するべくUIの刷新や既存機能の最適化や簡略化がメインとなるそうだ。
現状、アルバムアートワークのカラーを反映したカラフルかつ透過性のあるデザインを採用している「Apple Music」だが、新バージョンは白黒をベースとしたシンプルなデザインを採用。その代わり、アルバムアートワークは「巨大化」するとのことで、より強調されるようだ。
フォントはAppleオリジナルの「San Francisco」を積極的に使用し、メニューやタブは太字の黒い大きいフォントが採用される見通し。「iPhone 6s/6s Plus」の「3D Touch」も現状よりしっかりと組み込まれるようだ。
特にAppleが力を入れているのは新しい音楽を発見するための機能「For You」。具体的な内容は明らかになっていないが、現状よりもシンプルになり音楽を探しやすくなるとのこと。ただし、音楽のレコメンド機能は今あるものと同じだという。
「New」タブは廃止され、代わりに「Browse」タブとして刷新される。トップチャートやジャンル、オススメプレイリストなどのコンテンツ内容は同じだが、より見やすくなると言われている。
ラジオサービス「Beats 1」は今回のアップデートで大きな変化は無い予定。「Apple Music」内で最も役に立たない機能として確固たる地位を築いた「Connect」も何も手は加えられないとのこと。
見た目が変わるだけではなく、新機能も用意されている。特に注目されているのが歌詞の表示。現状はユーザー自身が歌詞を検索し、iTunesを介してiPhoneに同期するという手間が必要とされるが、Appleは次期バージョンに向けてレーベル各社と歌詞情報の提供に向けて協議を進めているそうだ。
新しい「Apple Music」は「WWDC 2016」で発表され、「iOS 10」の一部として今秋正式リリースされる見通し。
(via 9to5Mac)