国内で利用されている定額音楽配信サービス、1位は「LINE MUSIC」!「Apple Music」は2位に
最近では定額音楽配信サービスの認知度は高まりつつある。「Apple Music」、「LINE MUSIC」、「AWA」や「Amazonプライムミュージック」など幅広い選択肢があるが、最も人気があるサービスはどれだろうか。
MMD研究所による調査結果によると、最も使われているサービスは「LINE MUSIC」であり、「Apple Music」や「AWA」を上回る人気があることが明らかになった!
「LINE MUSIC」は学生からの圧倒的な支持率
定額制音楽配信サービスを現在利用している703人に、「利用したことがある定額制音楽配信サービス」を聞いたところ、「LINE MUSIC」が36.3%と最も多く、次いで「Apple Music」が29.3%、「AWA」が24.0%という結果であることが分かった。特に「LINE MUSIC」に関しては学生からの支持率が高く、「レコチョクBest」は専業主婦層からの支持率が高いことが伺える。
続いて「メインで利用している定額音楽配信サービス」を聞いたところ、「LINE MUSIC」が20.8%、「Apple Music」が17.8%、「Amazonプライムミュージック」が17.4%という結果になった。利用者を見てもやはり「LINE MUSIC」は学生利用者に支えられているようだ。逆に社会人の利用者が最も多かったのは「Amazonプライムミュージック」となっていて、「レコチョクBest」は相変わらず専業主婦から支持されているようだ。
なお、メインで利用している定額音楽配信サービスの利用状況について、学生は7割以上がトライアルで使用していると回答。社会人は6割弱が課金済み、専業主婦の課金ユーザーは4割に留まった。
先日、Appleは学割プランを発表。「LINE MUSIC」や「AWA」はそれぞれ学生を優遇するプランを用意している。サービスを運用し続けるためには課金ユーザーの存在が必要不可欠。いずれ社会人や専業主婦になる学生にリーチすることがサービスの存続において重要であることは言うまでもない。
各社が今後どのようにユーザーの拡大を計るのか、定額音楽ストリーミングサービスは今後も普及し続けるのか、気になるところだ。