ゴリミー、メジャーアップデート(俗に言うリニューアル)
「gori.me」から「ゴリミー」へーー10年目の節目にサイトデザインを大幅刷新
新サイトのコンセプト
リニューアルは3ヶ月ほど掛かった。事細かに重要視している点や将来の展望などについて熱く話し合ったのだが、ゴリミーのことを知り尽くしたデザイナーなので思いが通じるスピードが笑えるほど早かった。最高。
新しいサイトをデザインしてもらう上で、僕は2つのコンセプトを提示した。
「ググるのではなくゴリミる」
1つは、「ググるのではなくゴリミる」。
僕のモチベの根底にあるのは近年のブログ界隈のように稼ぐことではなく、読まれることだ。1人でも多くの人に僕がピックアップしたニュースや、手に入れたガジェットのレビューを読んで欲しい。
読んでもらうためには認知度が必要。SEOを頑張る、というのは王道中の王道ではあるが、最近のGoogleはちょっとよく分からない。Apple関係でいうと、レビューしていないのに「レビュー」とタイトルに入った、見るに耐えないほどスッカスカの記事が検索上位に来たりするのだ。Google、真面目に仕事しろ!
このような背景もあり、「ググるのではなくゴリミる」というコンセプトに行き着いた。
Googleの検索を経由して「結果的に」ゴリミーに訪れるのではなく、最初から「意図的に」ゴリミーに情報を求めて訪れて欲しい。そういう思いを込めて新しいゴリミーを作り上げた。
このコンセプトを実現するためにはサイトデザインは要素の1つでしかない。ハードウェアとソフトウェアの連携が評価されるiPhoneのように、コンテンツの充実化も必要不可欠。
そこで重要なのが、ハードウェアがどのようにソフトウェアを見せるか。つまり、記事の見せ方に関する方向性が必要。
「人々の情報欲を満たし、物欲を刺激する」
僕が定めた2つめのコンセプトは、「人々の情報欲を満たし、物欲を刺激する」。ゴリミーの主軸はニュース記事とレビュー記事であり、それは新デザインになっても変わらないことを改めて言語化した。
これらを踏まえた上で、コンテンツをより活かすサイト作りに着手。要はソフトウェアを活かすハードウェアを作るイメージで、コンテンツを最も活かすことができるサイトデザインにすることを目指した。
その結果、新しいゴリミーのデザインや機能に行き着いた。次のページではそのこだわりポイントを紹介したいと思う。