デジタルのバリアフリー化へ前進!点字スマートウォッチ「dot」が登場
今の時代、老若男女が生きやすい世の中を目指してバリアフリーを念頭に置くことは常識。デジタルの世界では「バリアフリー」という概念はあまり見受けられないが、今開発が進められているイノベーションはこれまでデジタルのバリアフリー化に大きく貢献するだろう。
今回紹介するのはスマートウォッチ「dot」。上記画像を見ての通り、ただのスマートウォッチではない。視覚障害を持つ人でもデジタルコミュニケーションを指先で楽しむことができる、点字盤を搭載したスマートウォッチなのだ!
価格は300ドル以下!限定10,000台を販売する予定
視覚障害を持つ人にとってデジタルの世界は非常に敷居が高く、何をするにしても金がかかる。世の中にある書籍のうちたった1%しか点字化されず、されたとしても読むためのデバイスは2,000ドル(約25万円)以上するそうだ。信じがたい話だ。
「dot」は韓国のスタートアップが現在開発中のスマートウォッチ。価格は300ドル以下になる見通しで、今年12月までに限定10,000台を販売する予定となっている。
「Bluetooth 4.0」でスマートフォンと連携し、受信したメッセージやツイートを点字で読み取ることが可能。本を読むことができる他、時計、アラーム、通知、道路案内する機能も用意されている。
開発者の話している内容が韓国語であるため何を言っているかさっぱり分からない上にメンバーの話している映像を縦向きに撮影していることが気になるが、実際に「dot」がどのように動くのかについてのデモンストレーションがあるので、以下からどうぞ!
全世界では2億8,500万人もの人が視覚障害を持つと言われている。そのような人たちが「dot」を身につけることによってコミュニケーションが取れるようになったとしたら夢が広がる。
詳細は下記リンクからどうぞ!
(via Cult Of Mac)