YouTube公式のApple Vision Proアプリは「開発ロードマップにある」
具体的なリリース時期などの詳細は明言せず
YouTubeは2月6日、Apple Vision Pro向けのYouTube公式アプリが「開発ロードマップにある」と明らかにした。具体的なリリース時期などは明言を避けたが、The Vergeに対し、Vision Proアプリ向けアプリが開発中であることを認めた。現時点では公式の視聴方法はSafariで視聴する必要がある。
YouTubeはVision Proの発売前、NetflixやSpotifyとともに専用アプリは提供せず、本来であれば配信できるはずのiPadアプリの提供も拒否するスタンスを表明していた。YouTubeが手のひらを返した理由は不明だが、Juno for YouTubeの人気と需要の高さがきっかけで動いた可能性をThe Vergeは指摘している。
さらにYouTubeは2011年から3Dビデオ、2016年から360度ビデオのアップロードに対応しており、Vision Pro専用アプリが用意されればデバイスの特性を活かしたユーザーコンテンツが増えるはずだ。しかしAppleはこれらのコンテンツに対し、品質が不十分とバッサリ。「多くのコンテンツは高い空間体験を実現できないデバイス向けに作られたもの」として、現時点ではAppleの提供するコンテンツのみ対応コンテンツとして認めていない趣旨の発言をしている。
Vision ProのSafariはWebXRをサポートしておらず、ムフフなコンテンツなども含む3Dコンテンツは視聴できない。将来的には解禁される可能性は十分あるが、現時点では”Appleの綿密なユーザー体験の最適化計画”に従い、色々と制限されているようだ。
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