Apple、iOS/macOS対応のユニバーサルアプリを開発できる機能を提供か
Appleはデベロッパーに対し、iOSとmacOS両方に対応したユニバーサルアプリを開発できる機能を早ければ来年に提供するとBloombergが報じている。
現状、デベロッパーはiOS用とmacOS用アプリを別々に開発する必要があるが、今後はiPhone/iPadとMac両方で動作するアプリを開発できるようになる。
2018年夏に発表、秋を目処に正式リリースか
このプロジェクトはコードネーム「Marzipan」と呼ばれ、早ければ来年夏に開催される「WWDC 2018」で披露され、同年秋に正式機能として提供が開始される可能性がある。Appleがどのような形でデベロッパーに対し、iOSとmacOSの両プラットフォームで利用できるアプリを開発可能にするのかは不明。
複数プラットフォームに横展開しやすくするための機能を提供することは、Appleが初めてではない。
Microsoftは、Windows Phoneが事実上”開発終了”状態になる前は「Universal Windows Platform」を提供。Googleは「Google Play Store」を「Chrome OS」で利用可能にし、InstagramやSnapchatなどスマホ向けアプリを動かすことができる。
この流れの先に「App Store」と「Mac App Store」を統合する計画があるかどうかは不明。「Mac App Store」は2014年以来デザインも変更されず、放置気味。
これまでにもiOSの様々な要素がmacOSに実装され、macOSの要素も一部iOSに取り入れられている。現実的に考えると、macOSのアプリをiOSに最適化するのは非常に難易度が高そうなため、どちらかというとiOSアプリをmacOSでも動作可能にする、というアプローチで提供されるのではないかと予想している。
なお、BloombergのレポートではtvOSやwatchOSについては言及されていない。
もっと読む

iOS 26.4とiOS 27の新機能が内部ビルドから流出か。大幅刷新のSiriとヘルスアプリ

iOS 27、新機能より”品質改善”に注力か。AI機能は例外的に拡充へ

Apple、日本で”Siri不要”の選択を解禁。サイドボタンにAlexaやGemini設定が可能に

iOS 26.2で日本のiPhoneに「検索エンジン選択画面」が表示されるようになります

Apple、EUでのiOS 26新機能提供を遅延へ。日本でも同じことが起こる可能性が高い理由

Apple純正カレンダーとヘルスケアアプリ、大幅刷新は来年?AI機能の開発に時間

visionOS風になると噂のiOS 26、アイコンは「丸くならない」模様

「iOS 26」に現実味。内部テスト版に「macOS 26」記述が発見

Apple、「iOS 19」ではなく「iOS 26」を発表か。年号ベース命名に切り替えの噂

iOS 19だけじゃない?watchOSやtvOSなど全OS大幅デザイン刷新か

AI化したApple純正カレンダーを”裏付ける”情報が見つかる。iOS 19で登場か

Apple、iOS 19でAIモデルをデベロッパーに開放か

iOS 19、「AIバッテリー管理機能」を実装か。iPhone 17 Airを見据えた新機能……?

iOS 19で公共Wi-Fi接続が劇的に進化するかも。複数デバイスへの入力が一度で完了する新機能の噂

iOS 19でGoogle Geminiが標準搭載か。Apple Intelligence体験がグレードアップ

iPhone 17 Proに搭載される新機能、デュアルビデオ録画がクリエイターの注目を集める

iOS 19のデザイン大幅刷新が明らかに、より丸みを帯びたアイコンとガラス調UIが特徴

iOS 19、iPhone XR/XS/XS Maxは非対応に?A12チップ搭載機種がサポート終了の恐れ

iOS 19.4でヘルスアプリが大幅刷新へ、AIコーチング機能を搭載か

