iOSの自動アップデート、数週間遅れて配信される理由をApple幹部が解説
Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長Craig Federighi氏、ユーザーからのメールに直接回答
iPhoneにはiOSが自動的にアップデートされる機能が実装されているが、最新ソフトウェアの通知は正式リリース直後ではなく、数日または数週間遅れで配信される。この仕様についてとあるRedditユーザーが問い合わせたところ、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長Craig Federighi氏が直接回答した。
Craig Federighi氏によると、ソフトウェアアップデートは順次提供される仕組み。設定アプリに直接アクセスするユーザーに配信した後、フィードバックを集めた上で、1〜4週間後に自動アップデートを有効化したデバイスに配信するという。
すべてのユーザーが最新のソフトウェアに即時アップデートしたいとは限らない。関心がない人ほどトラブル発生時の対処に困る可能性が高く、正式リリース後に致命的なバグを修正できれば影響の拡大を防げる。また順次配信することで、配信サーバーの負荷分散にも貢献しているだろう。
なお最速でソフトウェアアップデートを適用したい場合は、設定アプリの「一般」から「ソフトウェア・アップデート」から確認できる。
(Source: MacRumors)
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2018.06.05
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