Apple、開発者向けベータ版を無料化。Apple IDがあれば利用可能に
⚠許可を受けた一部のメディアやインフルエンサー以外、ベータ版のスクリーンショットの投稿や公開は禁止されている
Appleが、開発者(デベロッパー)向けに配布している最新OSのベータ版を無料化した。従来は年間99ドルのApple Developer Programに登録する必要があったが、WWDC23で発表されたiOS 17やmacOS Sonomaなどの最新OSは、Apple IDのサインインで利用できる。
無料版では、Xcodeデベロッパツール、Xcodeベータ版リリース、デバイス上でのテスト、Apple Developer Forum、フィードバックアシスタントによるバグ報告が利用可能。その他の機能は、Apple Developer Programに登録する必要がある。
無料版と有料版の違いは以下のとおり。
Appleは開発者向けベータ版を無料配布する理由は明らかにしていないが、Public Beta版は廃止されておらず、7月頃にリリースが予告されている。
正式リリース前に最新機能を利用できる仕組みは魅力的だが、既存の機能が利用できなくなるリスクもある。試したい場合は、テスト用端末やサブ機など、動作が不安定になったとしても本来の使用目的に支障をきたさないデバイスを選ぶべきだ。
プライベートや仕事用端末にパブリックベータ版をインストールした結果、仮に動作不良が起きたとしても、完全に自己責任だ。自分の意志でインストールすることになるため、不具合が起きてもAppleのサポートは受けることができない。自分で対処できる自信がないのであれば、インストールするべきではない。
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