macOS Sonoma
macOS Sonomaの新機能・対応機種
Apple公式のmacOS Sonomaプレビュー
目次
macOS 14 “Sonoma”の概要
macOS 14 “Sonoma”は、WWDC23で正式発表されたMac向けのOS。2023年秋に一般公開を予定している。
macOS Sonoma(読み方:マックオーエス・ソノマ)は、ウィジェットをデスクトップ上に配置可能になった。iOS 17やiPadOS 17と同様にウィジェットはインタラクティブになっており、アプリを開かずにウィジェット内で一部の操作が完結する。
自分自身をオーバーレイできる新しいビデオ会議機能が実装され、FaceTimeだけではなくZoomを含むサードパーティ製サービスでも利用できる。
新しい空撮スクリーンセーバーが追加され、Safariには公私混同防止に役立つ「プロフィール」機能が登場。ウェブページをウェブアプリ化する新機能も実装されている。
iOS 17やiPadOS 17に実装されている多くの新機能も利用できる。PDFファイルの自動入力機能、メモのPDF対応、「Hey Siri」の「Hey」不要(日本語非対応)、自動修正と音声入力の改良、リマインダー、マップなどに追加された新しい機能は、macOS Sonomaでも利用できる。
macOS 14 “Sonoma”注目の新機能
ウィジェットをデスクトップに配置可能に
macOS Sonomaでは、デスクトップにウィジェットが配置可能になった。作業中、ウィジェットは壁紙にて溶け込み作業の支障になりづらいという。
iPadOS 17と同様にウィジェットはインタラクティブになり、ウィジェットから直接リマインダーにチェックを入れたり、メディアの再生や一時停止をしたり、ホームのコントロールにアクセスしたりできるようになる。
ビデオ会議体験がレベルアップ
macOS Sonomaは、強化されたビデオ会議機能を搭載する。新しいビデオエフェクトのプレゼンターオーバーレイは、共有しているコンテンツの上に自分自身を表示できる。FaceTimeだけではなく、Zoomなどのサードパーティアプリでも利用できる。
また相手に反応を視覚的に与えるリアクション機能が追加。風船、紙ふぶき、ハートなどがボタンのクリックまたはジェスチャーでシームレスに映像へ追加される。
新しい空撮スクリーンセーバーが追加
macOS Sonomaは、空撮の新しいスクリーンセーバーが追加。香港の広大なスカイラインやアリゾナのモニュメントバレーの砂岩の岩山、北カリフォルニアにあるソノマの緩やかな丘陵地帯など、世界中の様々な場所のスローモーションビデオが表示される。
Safariの「プロフィール」機能で公私混同を防ぐ
Safariに「プロフィール」機能が追加。タブだけではなく、履歴、クッキー、お気に入りなどあらゆる情報を完全に分離して利用できる。プライベート用と仕事用などで使い分けがしやすくなる。
ウェブページをウェブアプリ化
気に入ったウェブページを、右クリックでウェブアプリとして追加できる機能が実装された。ドックに追加して素早くアクセスできるようになる。
メディアエンジンを活用した新しいハイパフォーマンスモード
macOS Sonomaでは、Appleシリコンの先進的なメディアエンジンを活用し、画面共有アプリに新しいハイパフォーマンスモードが導入される。低い音声の遅延と高いフレームレートを提供し、最大2台の仮想ディスプレイに対応する。
Final Cut ProやDaVinci Resolveでの編集、Mayaでの複雑な3Dアセットのアニメーション化など、プロがどこからでもコンテンツ制作のワークフローに安全にアクセスできることを目的とした新機能だ。またリファレンスカラーに対応し、従来は専用のハードウェアと特殊なソフトウェアなしでは実行できなかったカラーワークフローのリモート作業も可能になる。
その他の新機能
iOS 17およびiPadOS 17に追加された多くの機能は、サポートされている。PDFファイルの自動入力機能、メモのPDF対応、「Hey Siri」の「Hey」不要、自動修正と音声入力の改良、リマインダー、マップなどに追加された新しい機能は、macOS Sonomaでも利用できる。
macOS 14 “Sonoma”の対応機種
- MacBook Air(2018以降)
- MacBook Pro(2018以降)
- iMac(2019以降)
- Mac Pro(2019以降)
- iMac Pro(2017)
- Mac mini(2018以降)
macOS 14 “Sonoma”のダウンロードとインストール
macOS 14 “Sonoma”は、6月6日より開発者向けにベータ版を配信開始。パブリックベータ版は7月以降に提供を予定している。
一般向けには今秋、無料のソフトウェアアップデートとして提供される。