【iOS 11】新しい効果音ファイルが発見、iPhone 8のワイヤレス充電用か
iPhone 8はワイヤレス充電に対応すると予想されているが、「iOS 11」内にLightningケーブルと接続した際に聞こえる効果音ファイル「connect_power.caf」とは異なる、「engage_power.caf」という効果音ファイルが発見された模様。
実際の音は下記YouTube動画(約8秒)で再生することが可能だが、従来の「ポンッ」という音の前に「ジュワァーン」という聞きなれない音が追加されていることが分かる。
効果音ファイル名および従来の音が新しい音の後に入っていることから、充電機能に関するサウンドである可能性は高いが、ワイヤレス充電であるかどうかを確認することはできない。
一般的な「ワイヤレス充電」になるか、遠距離対応か
「iOS 11」内に発見された新しい効果音ファイルは仮に「iOS 11」をインストールしただけでは確認することはできない、隠されたファイルとなっている。また、今回発見された「engage_power.caf」以外にも新しい効果音ファイルもあるとのこと。
次期iPhoneがワイヤレス充電に対応することは長らく噂され、当初はEnergousの「WattUp」のような遠距離ワイヤレス充電技術になると期待されていたが、その後、AppleがQiの仕様を策定する業界団体に参加したことが判明。
Broadcomとワイヤレス充電技術を共同で開発中であるという情報もあるが、この技術が採用されるのは2018年以降になるとのこと。少なくとも2017年のモデルに関しては多くのAndroidスマートフォンでも採用されているQiのワイヤレス充電に対応するのではないかと見られている。
iPhone 8に関してはワイヤレス充電に対応する可能性は極めて高く、ワイヤレス充電用パーツが背面にある図面がリークしている他、iPhoneの組み立て担当企業のCEOがワイヤレス充電対応を明言している。
一方、iPhone 8だけではなく「iPhone 7s」および「iPhone 7s Plus」を含む全3モデルがワイヤレス充電に対応するという噂があり、ワイヤレス充電は次期iPhoneの共通仕様になる可能性がある。
なお、Qiのワイヤレス充電が採用された場合、iPhoneケースによっては充電できないということも明らかになっている。分厚いケースを提供しているケースメーカーは対応が必要になるかもしれない。
(via MacRumors)