新しいiPadがiPad 2よりも熱くなってしまう、5つの理由
【img via @blueyedrican Secret Trends / Applegurl ♥♫♥】
タブレット界の王様、新しいiPad。
美しすぎるディスプレイにそれを支える大容量のバッテリー。スペックを全体的に底上げしつつも値段はお据え置き。欠点なんて無いのではないかと思いきや、実は1つだけ多くの人を困らせていることがある。本体が熱くなりすぎるのだ。
見た目も大きさもiPad 2とほぼ同じなのに、なぜここまで熱くなってしまうのか。その理由について説明しておく!
LEDの量が2倍あるから
【img via LED Heaven / kitroed】
高解像度ディスプレイを搭載した分、LEDの量も前モデルと比べて2倍搭載されている。LEDによる熱は単純計算2倍になってしまう。特に、明るさが最大の時に最も熱くなるとのこと。
LCDを照らすのに2.5倍の力が必要だから
【img via Arduino RGB LED + LCD Display / manoellemos】
新しいiPadは輝度効率が悪い。これもRetinaディスプレイを搭載したことによりピクセル数とトランジスタ数が増えたことによって、iPad 2と同じ輝度をだすためには2.5倍のLEDパワーが必要になるそうだ。
バッテリーパワーを要するから
【img via Battery[s] / saschaaa】
iPad 2の2.5倍のLEDパワーを必要としているLEDを、従来より2倍も動かすためには当然バッテリーパワーを要する。パワーを使えば使うほどバッテリー周りは暖かくなる。
従来のLCD技術を利用しているから
【img via The New iPad Side View / William Hook】
本来であれば電力効率の高いSHARPのIGZO液晶を採用するはずだったのが間に合わず、これまで利用していたアモルファスシリコン液晶を利用している。今までのiPadであれば問題なかったが、高密度にピクセルを詰め込む新しいiPadのディスプレイには、従来のLCD技術では厳しいようだ。
A5Xチップのクアッドコアグラフィックチップが熱いから
【img via 9to5Mac】
新しいiPadが熱くなる最大の原因はA5Xチップに搭載されているクアッドコアグラフィックチップのようだ。上記のサーモグラフィ写真を見ると左上の方が熱くなっていることが分かると思うが、その位置にあるのがA5Xチップ。熱くなってしまう最大の理由は、そいつのようだ。
結論:美しいディスプレイのためなら仕方ない!
結論、Retinaディスプレイを得る代わりに多少熱くなってしまうのは仕方がないということなのだろう。輝度を最大にしてグラフィックを必要とするゲームをやりまくるわけでないのであれば、特に困ることはなさそうだ。
余談だが、ようやく今日初めて新しいiPadの実機を見たのだが、あのディスプレイの美しさは犯罪だろ…欲しい、欲しすぎるよ…。
(via 9to5Mac)
おっぱいデカすぎない?