【レビュー】Anker PowerWave 7.5 Car Mountーーワイヤレス充電機能付き車載ホルダー
車を運転するなら車載ホルダーがあると非常に便利だ。配置は運転席の右奥、エアコン吹出口に固定している。
僕の場合、「CarPlay」のお陰でナビ画面に必要情報が表示され、車載ホルダーに取り付ける必要はないかもしれないが、「CarPlay」で「Google Maps」や「Apple Maps」を利用すると道順が箇条書きで表示されるのであると役立つ。
車載ホルダーは、要は車に取り付けるためのスタンド。スタンドなら、ワイヤレス充電機能が搭載されていれば運転している最中も勝手に充電されるのでめちゃくちゃ便利なのでは?!
Ankerからワイヤレス充電機能付き車載ホルダー「Anker PowerWave 7.5 Car Mount」が登場した。これがあれば、車で移動中でもこの車載ホルダーに載せておくだけで勝手に充電される!
1台サンプルを提供していただいたので、紹介する!
360°回転、iPhoneの7.5W高速ワイヤレス充電にも対応
僕は過去に「AP12T Car Mount」というSpigen製の車載ホルダーを使っていた。使い勝手も良く、操作性も良かったのだが、吸着面の固定力が当時使っていたiPhone 7 Plusに耐えられず、SmartTap製の「EasyOneTouch mini」に買い替え。エアコンの吹出口に取り付ける形なので、今のところ落ちたことはない。
「Anker PowerWave 7.5 Car Mount」も同じくエアコンの吹出口に固定するタイプ。固定方法も極めて簡単で、上にあるクリップを横にした状態でエアコンの吹出口に差し込み……
……クリップを立てれば固定完了。めちゃくちゃ簡単!そして安心感がある。
本体右下にあるボタンを押すとiPhoneを固定するためのグリップが広がり、iPhoneを設置後、必要な位置にグリップで挟み込むことによって設置する仕組み。
本体下部にiPhoneを立てるためのスタンドがあるため、左右のグリップはあくまでも本体がずれないようにするために用意されている。「EasyOneTouch mini」は下部のスタンドがないため、バネで挟み込むような仕組みになっている。
僕はエアコン吹出口の右側に設置し、なるべく内側を向くように角度を付けている。
「iPhone XS」を設置してみたところ。
360°回転するので横向きにすることも可能。「Google Maps」を横向きにして見たい、という人のニーズにも対応可能。
そして最大の特徴であるワイヤレス充電機能はこの通り。iPhone本体にケーブルを挿す煩わしさから完全に解放され、置くだけで充電が開始されるという快適さ。
「Anker PowerWave 7.5 Car Mount」の魅力は、iPhoneの7.5W高速ワイヤレス充電やSamsung製スマートフォンの最大10W高速ワイヤレス充電に対応している点。iPhoneであれば、ワイヤレス充電で得られる最短の充電時間で本体を実現してくれる。
ただし注意点がある。利用するためには「Anker PowerDrive Speed 2」のような「Quick Charge 3.0」に対応しているカーチャージャーが必要。本体には同梱されていないので別途購入する必要がある。
また、僕の経験上、長さ1.8メートルのMicro USBケーブルもあった方が良いかもしれない。同梱されているMiro USBケーブルは短すぎるため、カーチャージャーから届かない事が発覚。「Anker PowerLine Micro USB ケーブル」であれば2本で999円。持っていない人はこちらもあわせて買っておきましょう。
僕は基本的に「CarPlay」を使うため、ワイヤレス充電機能付き車載ホルダーを使いきは山々ではあるがこれまで通り「EasyOneTouch mini」を使うことになりそう。
その代わり、僕は「Anker PowerWave 7.5 Car Mount」を助手席側のエアコン吹出口に設置。あまり機会はないが、友人を乗せた時にワイヤレス充電スタンドが目の前にあると便利そう。「Face ID」対応機種ならなおさら!
価格は4,299円。カーライフを少しパワーアップしたい人はこの機会にどうぞ!