【レビュー】Spigenの車載ホルダー「AP12T Car Mount」は安定感抜群で可動域も広く、ワンタッチ取り付けが便利
車を運転する時、iPhoneはどこに置いているだろうか。当然のことながら運転中は見るべきものではないのでポケットの中に入れておけば問題ないが、仮にiPhoneの「Google Map」アプリをカーナビとして使用したい場合、どこかしらに設置する必要がある。
そこで便利なのがSpigenの車載ホルダー「Spigen AP12T Car Mount」。ダッシュボードにしっかりと吸着し、iPhoneの取り付けもワンタッチ。設置・装着後でもiPhone本体を360度回転させることができ、伸縮アームの採用により本体を自分に近づけることも可能。
使い始めてからしばらく経っているが、とても使い勝手が良く気に入っているので紹介する!
ダッシュボードへの取り付けも簡単、凸凹道でも安定感は抜群
まずは「AP12T Car Mount」の取り付けから。マウントの底面にも吸着面が用意され、置くだけでもそれなりに固定される。
ただ、ここに上がっていた手前のロックレバーを押すことによってさらに頑丈に固定される。
僕の車のダッシュボードでは装着後、取り外すことが困難であるほど、頑丈に取り付けられていた。一度設置してからまた移動すればいいや、とは考えずに場所を決めてその場で固定することを強くオススメする。恐らく何度も取り付け・取り外しを繰り返すと粘着力も下がってくるので、設置場所は一度でバシッと決めよう。
アームは左右上下への可動域も広く、使いやすい
続いてアームの可動域について紹介する。これが実に使い勝手が良く、固定した位置からでも左右に首を振ることができる他、上下に動かしたりiPhoneをまるっと360度回転させることもできたりする。
設置したダッシュボードから水平にせり出すこともできるため、視界を妨げずに使うことができることも特徴。
僕の場合はダッシュボードの運転席寄りに設置し、向きも運転手側に向けているが、このようにiPhoneを僕の方にしっかりと向けることができる。
逆に僕が運転に手一杯で妻に地図を見てもらいたい場合、iPhoneを助手席側に向けることもできる。標準のカーナビは別途ついているので、僕がカーナビを見ていて妻がYouTubeを見ながら車で移動、なんていう使い方もできそうだ。
まず使うことはないが、アームは垂直に立てることができるほどの可動域がある。さらに、僕は最も短い状態にしているが、アームを伸ばすこともできるので先ほどの位置からiPhoneをグッと顔に寄せることができる。
ワンタッチで取り付け・取り外しができるのは超快適
最後にホルダーを紹介する。恐らくこの作りが僕が個人的に「AP12T Car Mount」を気に入っている最大の理由。iPhoneを固定するのは上のグリップ部分。僕が指をかけているのはiPhoneを固定解除するためのレバー。
このレバーを押し込むことによってグリップ部分が外側に開き、iPhoneが固定解除される仕組み。グリップの内側は滑り止め帽子のラバー素材が使われ、iPhoneをしっかりと固定してくれる。
では、これらをどのようにしてワンタッチで操作できるようにするのか。実は、先ほどの写真にある中央のボタンを押し込むことによってグリップが内側に入り、固定される仕組みなのだ。
つまり、ワンタッチで装着可能。押し込んだ結果、上記写真と比較して右側のグリップがiPhoneにピッタリついていることが分かるはず。グリップはしっかりしているので、凸凹道でも抜け落ちる心配は全くない。
今回はケース付きのiPhone 7 Plusで試したが、最大5.8インチ型スマートフォンにまで対応。ケースを付けていない「iPhone SE」でも問題なく取り付けることができる。
Spigenには「ステルス」という車載ホルダーも販売している。こちらは使ったことがないが、個人的には向きや方向を自由自在に変えることができる「Spigen AP12T Car Mount」のほうが使い勝手が良いのではないかと思っている。
車載ホルダーは無くても困らないかもしれないが、あると便利であることが使い始めてみて分かった。車を所有している人で車載ホルダーを取り付けていない人はこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか!