「AWA」の魅力を改めて実感!オフライン再生未対応だが、選曲が僕好み
皆さんはどの音楽ストリーミングサービスを使っているだろうか。僕はどれも無料視聴期間が提供されているということで、積極的に「AWA」「LINE MUSIC」「Apple Music」を使っている。
ここ最近はやはり「Apple Music」を中心に使っていたが、先日久しぶりに「AWA」に戻ってきたところ、色々と僕好みで使っていてとてもしっくり来たので、「Apple Musicが王者」という空気の中、あえて「AWA」の魅力を紹介しておく!
AWAの魅力その1:選曲がしっくり来る
「Apple Music」はある意味「自分で育てる音楽ストリーミングサービス」とも言える。用意されている曲の精度を向上するためには自分が気に入った曲にハートマークを付けてAppleに自分の好みを伝える必要がある。
つまり、使い続ければ続けるほど自分好みになるとも言えるが、開いた瞬間に”しっくり来る”のは「AWA」だ。これは恐らくサービスとしてのコンセプトの違いがこのような差を生んでいるように感じる。
「Apple Music」は今まで知らなかった自分好みの音楽を発見できる仕組みに全力を注いでいるが、「AWA」はどちらかと言うと自分の好みの音楽を「AWA」というプラットフォームを通じてシェアするという仕組みに重きを置いているように感じる。
プロのキュレーターが音楽を次々と発掘し届ける「Apple Music」と違い、「AWA」はユーザーがキュレーター。必然的に耳馴染みのある楽曲が多くなっているのではないだろうか。
だからこそ、僕には選曲がしっくり来るのかもしれない。自分の好みの音楽をもっと聴きたいという欲もある一方で、今みんなが聴いている話題の新曲や話題曲を聴きたいという場合は「Apple Music」よりも「AWA」の方が僕の期待に応えてくれる印象がある。
「Apple Music」は邦楽が非常に少ないため、その点は「AWA」の圧勝ではあるが、洋楽の提供曲数で言えば「Apple Music」の方が圧倒的に多い。それでも「あ!これ聞いたことある!」「これ良いね!」となる確率は今のところ「AWA」の方が高い。
AWAの魅力その2:UIがシンプルで使いやすい
見比べてみたところ、「AWA」はユーザー数7,500万人以上に支持されているSpotifyのUIデザインを徹底的に模倣しているような印象を受ける。スワイプやタップで直感的に操作できる。
ハッキリ言って「Apple Music」のUIは覚えるまで分かりづらい。多機能であることも原因の1つかもしれないが、これまでユーザーが使用していた音楽ライブラリと統合していることもあり、全体的にごちゃごちゃしている感は否めない。
「AWA」は「TRENDING」「DISCOVERY」「GENRE」「MOOD」「RADIO」という5つのページをスワイプで簡単に切り替え可能。それぞれもスワイプとタップで基本的に操作できるので、迷うことはほとんどない。
AWAの魅力その3:プレイリストの公開が楽しいらしい
選曲がしっくり来る理由としてユーザーによるプレイリストの共有が盛んであることを伝えたが、実際に作成したプレイリストを共有することが楽しいとコメントしている人も多い。僕自身はまだプレイリストを作成していないが、プレイリスト作成センスのある人をフォローすることによってその人のセンス溢れるプレイリストを楽しんでいる。
https://twitter.com/knot845/status/617865262914605057
よしAWAのプレイリスト300再生超えてる✨
— 舩原 優人 (@yt0303n) July 6, 2015
https://twitter.com/ta_low/status/617685775564472320
AWAで他の人のプレイリスト聴けるのめっちゃ新鮮でたのしい。しかしAPPLE MUSICメインにした方が使いやすいのかな?
— apricottree (@aiko226) July 5, 2015
どうやら楽しいらしい。僕も近々プレイリスト作成にチャレンジしてみようかな!
AWAの魅力その4:ひっそりあるRADIOも意外と良い
「AWA」の中では一番後ろの画面として追いやられるなど決してメインの機能ではなさそうだが、提供されているラジオ機能も意外と良い。
用意されているジャンルごとに楽曲を垂れ流すことができる非常にシンプルな機能だが、ここでも流れてくる音楽がなぜか僕好みであることの方が多い。ジャンルをさらに絞り込む(J-POPの1990年代、など)ことができればさらに楽しめそうだが、「AWA」にはそれよりもやるべきことがある。
「AWA」は好きだが、オフライン再生未対応が残念
「AWA」には決定的な欠点がある。それはオフライン再生に未だに対応していないということ。
今後対応予定であることは明言しているが、対応時期が9月という対応の遅さには絶望と怒りを通り越して呆れる。無料Wi-Fiがそれほど普及していない上に通信制限を気にしなければならないことを分かっているはずの国内サービスがなぜオフライン再生を優先的に実装しなかったのか。
どうやらこのような理由があるとの指摘を頂いた。なるほど。
@planetofgori 「曲のダウンロードを提供している」と見なされるとJASRACに払う金額が増えるので「あくまでストリーミングサービスの補助のための一時的ダウンロード」というラインを守らなきゃいけなかったりとかで、調整と設計が面倒なんですよねー。その辺かなと想像してます。
— 海保けんたろー (@kentaro_kaiho) July 6, 2015
@planetofgori ちゃんと事前に話を通して設計すれば「ストリーミングのサポート的な一時ダウンロード」というのを認めさせることは可能なんですよ。なので、それを実現してるサービスは、ちゃんと前々からそれに取り組んだということかと思います。
— 海保けんたろー (@kentaro_kaiho) July 6, 2015
音楽の好き嫌いは個人差があって当然のことなので、僕の意見に同意できないからと言って熱くなる必要も無ければ、鵜呑みにして「AWA」に乗り換える必要もない。一個人の感想として受け止めて貰えればと思う。
ただ、僕は今のところ「AWA」の選曲がとても気に入っている。だからこそ、「AWA」には一刻も早くオフライン再生に対応してもらいたい。9月と言わず、せめて8月中に。是非。
「AWA」は無料試聴期間が「Apple Music」同様に3ヶ月間提供されている。まだ試していない人はとりあえず3ヶ月間は無料なので、以下からダウンロードしてみてはいかがだろうか!