iPhone 17 Pro実機写真で見るカラバリ。エレガントさは失われたのか
3色展開の新カラバリと軽量化のメリット、しかし重厚感は犠牲に
iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxはシルバー、コズミックオレンジ、ディープブルーの3色展開だ。 昨年のiPhone 16 Proはデザートチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、ブラックチタニウムの4色展開から1色減っただけではなく、カラーバリエーションの方針が劇的に変わった。ブラック系のカラーが廃止された上に、ビビッドなオレンジカラーが用意された。
Appleの発表イベント「Awe Dropping」の現地取材にて、実機の写真を紹介する。
3色展開、エレガンスはやや失われた印象
昨年のiPhone 16 Proはチタニウム製の筐体を採用していたが、今年のiPhone 17 Proは軽量な航空宇宙産業レベルの7,000シリーズアルミニウムアロイに変更。軽量と強度が魅力のチタンだが、発生した熱を効果的に外部に逃がすことが難しい素材だ。
一方でアルミニウムは、チタニウムと比較して20倍も放熱性能が高いとされている。ベイパーチャンバーとの組み合わせにより、前世代と比較して最大40%長くパフォーマンスを持続するという。つまり、わずか数gの重量アップを犠牲に、排熱性能とパフォーマンスを優先した設計といえる。
個人的にはこの選択は支持しており、多くの人も歓迎するだろう。アルミニウムを使用した新しい筐体やSIMカードトレイの廃止によって大きなバッテリーの搭載も実現している。結果的にiPhone 17 Pro MaxはiPhone史上最長の電池持ちを実現している。
すべてのメリットを把握した上で、率直な感想としてiPhone 17 ProはiPhone 16 Proにあった上品さやプレミアム感が、やや失われてしまったように感じる。特にフレーム部分に光沢がない梨地のデザインが、言葉選ばずに言えば「洗練さに欠ける」印象を受けた。
これは、かつての標準モデルがアルミ製だったからなのか、Apple Watchの低価格帯モデルがアルミ製だからなのか分からない。しかし、これまでProモデルを始めて手にした瞬間の「エレガントさ」は、iPhone 17 Proでは少し弱まっている。
ただし、エレガントさは失われたと感じるiPhone 17 Proだが、「プロ向けのツール」に振り切ったという見方もできる。例えば「カメラ」としてiPhone 17 Proを見た場合、逆にエレガントさは不要だ。iPhone 16 Proにあるようなエッジの光沢感はかえって無いほうが都合が良い。
逆に「エレガント担当」としてiPhone Airを位置づけているとも考えられる。実際にiPhone Airを手に持つと、かつてiPhoneのProモデルを手に取ったときのようなプレミアム感を感じる。
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今日実機触ってきたけど、デザイン悪くないと思った。写真で見たときは「え?」って思ったけど、実機だとキレイだと思った。高級感のある仕上げのノウハウはさすがだった。
モックでは存在していたブラックは…。
今まで、Pro仕様では絶対に出さなかった色…。
中国市場か…?
iPhone 17 proのカラバリ。
ブラックのみならず、高級機に定番のシルバーやグレー系もなくなり、
代わりに「オレンジ」のような趣味性の高い(車でも何でも普通は多くは売れない)色を入れてきたのはなぜ?
オレンジはないかなー赤の方がよかったなーとか思ってブルーとホワイトで迷ってたけどオレンジが気になって気になって
iPhone17Proを見た時の違和感を絶妙に表現してくれた記事でした。
iPhone11を抱え早6年。「とうとう買い替えるぞ、しかも高倍率望遠付のProでだ!」と意気込んで
カラーを見た時のがっかり感が・・・。アルミ素材を生かす色なんでしょうね。
チタニウムカラーが割とどの色もドストライクだったので、メチャクチャ萎えています。
とはいえ、まだ実機を見ていないので、まだ結論を出すには早いかも?
eSIMのみになった事なども含めて、Appleが打ち出す変化に対し、初めて疲れを覚えてしまいました。
僕個人としてはケースつけちゃうんで、本体のエレガンスさはあまり重要じゃない(隠れてしまう)なんで、気にならずでした。
それよりも、本体の購入を見越して、念願のストラップホールのついたTech Wovenケースがもう届いたんですが、この質感はファースインプレッションとしてはいいですね!
前のWovenとは大違いに見えます💦爪先で引っ掻いても跡できないですしw
まさにそれ!!!!
いままでは「ハイスペックでエレガンスなPro」だったけれど、今回からは「ハイスペックなPro」と「エレガンスなAir」に分かれた感じですね