3人に1人が「iPhone 7/7 Plus」のジェットブラックモデルを予約?!
iPhone 7とiPhone 7 Plusは予想を上回る売れ行きではあるものの、「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」の出荷台数を下回る見込み。
そのように指摘するのはお馴染みのKGI Securitiesアナリスト、Ming-Chi Kuo氏。調査結果によると、最新モデルの人気カラーモデルはやはりジェットブラックで全世界における事前予約のうち、30〜35%を占めていたという。
中国では実に45〜50%もの人が光沢のある新色を予約したそう。人気のストレージ容量は128GBモデルだったそうだ。
興味深いのはサイズごとの売れ行き。想像では4.7インチモデルの方が売れそうだが、今年はiPhone 7とiPhone 7 Plusも同程度売れているという。その理由の1つとして挙げられているのが爆発が話題になったあのスマホ。
iPhone 7 Plusの売れ行き好調の背景に「Galaxy Note 7」のリコールが関係?!
デュアルレンズカメラが注目を集め、iPhone 7 Plusが売れているというのも要因としてあるが、Kuo氏によると、「Galaxy Note 7」の世界的なリコールによって同デバイスを購入しようとしていた人がiPhone 7 Plusに流れたという分析している。
大きいディスプレイを求める人にとってiPhone 7 Plusは魅力的な選択肢となっているようだ。
発売日から1週間以上経った今でもジェットブラックモデルは各所で入手困難。その理由は製造上の難しさにあり、歩留まり率は60〜70%になっているとのこと。
歩留まりとは不良品を取り除いて出荷できる製品の割合のことを指すため、3台に1台以上が出荷できない計算となり、需要に対して供給が間に合っていないことが予想できる。
メジャーアップデートとしては多少控えめとも言えるiPhone 7だが、実際に使っていてiPhoneとして堅実かつ着実に進化している。来年は3年ぶりとなる本気のメジャーアップデートが予想されているが、果たして世間の期待に応えられるのだろうか。
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(via 9to5Mac)