イマドキの若者のクラスタ分けが興味深い!情報発信力が高い「SNS目立ちたがり」「自己プロデュース」「ムードメーカー」
【img via Marina bay girl by Philippe Put】
世の中の流行りを生み出すのは他でもない若者だ。新卒として会社に入った頃は社内でも「若者」に限りなく近い存在として重宝されていたが、社会人生活6年目にもなるとその感覚も徐々に鈍ってきていることに気付かされる。
今、若者の間で流行っているものやことが全然分からない。彼らは一体どのようなものに興味を持ち、どのように情報を入手し発信しているのだろうか。
電通報が「ワカモン・データ #1 10人10色のワカモンたち ~メディア・コミュニケーションでみる 若者まるわかりクラスター~」という非常に興味深い記事を公開していたのだが、その内容を基に「若者のメディア行動の最新動向~メディア・コミュニケーションでみる若者まるわかりクラスター分析より~」という記事で、若者のメディア・コミュニケーション行動にフォーカスした分析記事が公開されていたので、紹介する!
情報発信力の高い若者の行動への理解がヒットサービスに繋がるかも?
これらの情報はd-campデータを元に因子分析、クラスター分析を実施したもので、調査対象は中学生を除く15歳~29歳男女、サンプル数は1163件。調査エリアは関東1都6県となっている。
まずは以下の「メディア・コミュニケーションでみる若者まるわかりクラスター」をチェック。これが実によくまとめられている。
分類としては以下の10種類。
- ムードメーカー
- 正解さがしさん
- マイペースキャラ
- 超リア充
- ネトゲ充
- SNSめだちたがり
- ガチオタ
- 大衆キャラ
- ぼっちキャラ
- 自己プロデュースキャラ
これらを「情報Search」を横軸に、「情報Share」を縦軸に取ったグラフが以下。
なおそれぞれの軸の定義については以下の通り。
- 情報Search軸:「何かを購入する前に定期的にあるいは時々、他の人にアドバイスを求める」または「ネットの掲示板やブログの意見を参考にする」
- 情報Share軸:「自分が使って良いと思った商品は、人に教えたり、ネットで発言したりする」
この中でも特に「情報Share」力と「情報Search」力が他よりも際立って高いのが「SNS目立ちたがり」「自己プロデュース」「ムードメーカー」の3クラスター。分析したデータを基に作られたそれぞれのイメージ図がイラストで描かれているのだが、これが非常に参考になる。
SNSめだちたがり
ムードメーカー
自己プロデュースキャラ
新規のサービスを作る上で恐らく抑えておきたいと思われるターゲットは多くの場合、発信力と影響力がある若者。それぞれの詳しい内容については元記事を読んでもらえればと思うが、彼らのメディア・コミュニケーションにおける行動を分析し、理解することによって広がりやすいサービスを生み出す手助けになるのではないだろうか。
特に新規サービスを立ち上げたいプロデューサーなどは参考になりそうだ。詳細は以下からどうぞ!
(via 電通報)