業界初!GMジャパン、キャデラックとシボレーに「CarPlay」を標準搭載することを発表
近々自分の車を「キャデラック」または「シボレー」に買い換えようと検討しているiPhone使いの皆さんに朗報だ!
本日、GMジャパンは今後日本市場に投入する「キャデラック」「シボレー」の全ラインアップに「Apple CarPlay」を標準搭載することを発表した!標準搭載は業界初とのこと。
パナソニック製カーナビを標準搭載、CarPlayと切り替え可能
「CarPlay」が正式に発表されたのは2014年のこと。対応車種はiPhoneを接続するだけでiPhoneの純正マップやミュージックはもちろんのこと、電話機能やメッセージ、Podcastなどが利用できる。Siriを使用し音声操作のみで利用できるため、運転を妨げることなく車道に集中することができる。
今回発表された「Apple CarPlay」の対応車種は以下の通り:
- キャデラック ATS セダン
- キャデラック ATS クーペ
- キャデラック CTS
- キャデラック ATS-V
- キャデラック CTS-V
- キャデラック エスカレード
- シボレーキャプティバ
- シボレーコルベットZ06
対応車種は2016年1月9日から順次発売される。価格やスペックなど具体的な情報については12月14日の週にGM メディア・オンラインにて順次発表する予定。
なお、既にMercedes BenzやFerrari、Volvoなどの自動車メーカーはCarPlay搭載車種を発表している。
「CarPlay」標準搭載に伴い、従来はオプション扱いだったカーナビも標準搭載になるとのこと。iPhoneを使用していない人はパナソニック製の統合制御ナビゲーションシステムで対応する。
第三者機関の調査結果によると、今のところ日本国内メーカーは「CarPlay」を導入する予定はないとのこと。なぜここまで普及しなかったのかという質問について、ゼネラルモーターズ・ジャパン社長石井澄人氏は「お客さんに対するアピールが足りていなかったのではないか」とコメント。本人としては非常に使いやすく、気に入っている様子だった。
「CarPlay」はサードパーティアプリに対応しているが、ゼネラルモーターズ・ジャパンとしても対応アプリを開発しているとのこと。具体的な内容は明らかになっていない。
「CarPlay」は「iOS 7」以降が動作する「iPhone 5」以降に発売されたiPhoneが対応する。要は、Lightningに対応したiPhoneであれば利用できる。
「Android Auto」に対応することも視野に入れていることも言及していたが、具体的な発表時期などについては不明。