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AnthropicがOpenAIとの違いを強調、スーパーボウルCMで「Claudeは広告なし」

ChatGPTへの広告導入に真っ向対抗、数億円規模の広告キャンペーンで広告フリーを強調

Ads are coming to ai but not to cluade

AIチャットボット「Claude」は広告フリーを継続することをAnthropicが明言した。CNBCが報じた。ライバルのOpenAIが最近ChatGPTへの広告導入計画を発表したことを受けた動きだ。

Anthropicは2月4日、同社のチャットボット「Claude」は広告フリーを維持すると発表。ユーザーは会話の近くに広告やスポンサー付きリンクが表示されることはなく、第三者の製品プロモーションによってClaudeの回答が影響を受けることもないという。

ユーザーとの会話の性質上、広告は「不調和」であり、「多くの場合、不適切」に感じられるとAnthropicは説明している。

スーパーボウルで数億円規模の広告展開

Anthropicは今回の方針を伝えるため、初のスーパーボウル広告キャンペーンを2月4日に公開した。試合前に60秒の広告、試合中に30秒の広告を放映する。いずれも「AIに広告がやってくる。でもClaudeには来ない」というキャッチフレーズを前面に押し出す。

今年のスーパーボウルにおける30秒枠の広告料金は平均800万ドル(約12億円)。5〜10本の広告は1,000万ドル(約15億円)以上で販売されているとNBCのグローバル広告・パートナーシップ部門を統括するMark Marshall氏が明かしている。

ビジネスモデルの違いが鮮明に

Anthropicは2021年にOpenAIの元研究者らによって設立された。CEOのDario Amodei氏もOpenAI出身だ。同社は「Claude」と呼ばれるAIモデルファミリーの開発で知られており、最近ではAIコーディングツール「Claude Code」の人気が急上昇している。

「僕たちのビジネスモデルは明快だ。企業向け契約と有料サブスクリプションで収益を上げ、その収益をClaudeの改善に再投資している」とAnthropicは公式ブログで述べている。「これはトレードオフを伴う選択であり、他のAI企業が異なる判断を下すことも尊重している」。

一方OpenAIは先月、無料ユーザーとChatGPT Goサブスクライバー向けに米国で広告のテスト配信を開始すると発表した。広告は明確にラベル付けされ、チャットボットの回答の下部に表示される。OpenAIによると、広告がChatGPTの回答に影響を与えることはないという。

OpenAIは2025年に1.4兆ドル(約210兆円)を超えるインフラ投資契約を締結しており、ChatGPTへの広告導入はこれらの野心的な支出を賄う手段になる可能性がある。GoogleやMetaなど他の大手テック企業にとって、デジタル広告は長年の主要な収益源だ。

Claude内で広告を導入しないことで、Anthropicは収益性の高い収入源を手放すことになるが、同社はこの判断を隠そうとはしていない。

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更新日2026年02月05日
執筆者g.O.R.i
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