Apple社内、実はClaudeが使われまくってる。Siri刷新も当初はClaude予定だったらしい
製品開発ツールはClaude稼働。しかしAnthropicの"巨額要求"でSiriはGeminiに
AppleがSiriの刷新に向けてAnthropicの「Claude」を採用する計画を進めていたが、同社が提示した巨額のコストにより断念していたことが明らかになった。結果的にAppleはGoogleの「Gemini」を選択したが、その背景には複雑な交渉と戦略的判断があったという。TBPNに出演したBloombergのMark Gurman記者が1月30日、番組内で明らかにした。
Gurman記者によると、AppleはSiriを全面刷新するプロジェクトにおいて、当初はGoogleではなくAnthropic社のClaudeをベースにする方針だったという。しかしAnthropicは年間数十億ドル規模の契約を要求し、さらに今後3年間で毎年価格が倍増する条件を提示。この高額な要求がAppleにとって受け入れがたく、最終的に提携を見送ったとされる。
司法判断がGoogle提携を後押し
Anthropicとの交渉が行き詰まった時点で、GoogleはAppleにとって「後付けの選択肢」に過ぎなかったという。当時Googleは米司法省との裁判の真っ只中にあり、AppleとGoogleの既存契約が独占禁止法違反として問題視されていた。しかし2025年9月、連邦地裁は両社の契約継続を認める判断を下し、AppleとGoogleは「お咎めなし」となった。この司法判断が、AppleがGoogleとのAI提携を進める上での障壁を取り除いたと、Gurman記者は指摘している。
GoogleはiPhoneのデフォルト検索エンジンとして採用される対価として、Appleに年間約200億ドル(約3兆円)を支払っている。今回のAI提携では逆にAppleがGoogleに支払う側となり、年間約10億ドル規模の契約になるとの観測もある。新しいSiriはGoogleのGeminiモデルをベースに刷新され、iOS 26.4とともに3月または4月に提供される見通しだ。
機能と地域で使い分けるAIパートナー戦略
AppleのAI戦略は単一企業への依存ではなく、機能や地域ごとに最適なパートナーを選択するアプローチを採っている。米国ではSiriにGoogleのGeminiを採用する一方、中国市場ではAlibabaやTencentなどの現地AI企業と提携する必要があるという。
画像生成などの特定機能ではOpenAIのChatGPT技術も活用されている。Gurman記者は「画像生成に関しては、OpenAIの方がGoogleよりも若干優れている」と評価している。またAppleは最大140億ドル規模でAI検索のPerplexity買収も検討しているとの報道もあり、AI分野での積極的な投資姿勢が続いている。
社内開発ツールはClaudeで稼働
興味深いことに、Apple社内の製品開発ツールは現在、Anthropicの「Claude」で動作しているという。Appleは自社サーバー上でClaudeのカスタムバージョンを運用しており、社内での開発作業を支援しているとのこと。Siriへの採用は見送られたものの、Claudeは依然としてAppleの重要なAIパートナーとして機能していることが明らかになった。
今回明らかになった交渉の経緯は、AppleがAI分野で直面している課題を浮き彫りにしている。自社開発のコストとリスクを避けつつ、複数のパートナーと協業することで最先端技術を取り込む戦略は、今後も続くと見られる。
Bloomberg's @markgurman says that even though Apple partnered with Google Gemini for Siri, they actually run their business on Anthropic.
"Apple runs on Anthropic at this point. Anthropic is powering a lot of the stuff Apple's doing internally in terms of product development and… pic.twitter.com/NpW0Pyj03J
— TBPN (@tbpn) January 29, 2026
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マイクロソフトの決算が全然悪くない(むしろ好調と言える)だったのに
AIの巨額投資への懸念と「予想を上回る超成長じゃなかった」というだけで株価がズドンと落ちた事を考えると
「他社の投資の結果」を利用するのは悪い選択肢じゃない気がしてきた