Bluetooth 6.0リリース。新機能で「探す」がさらに便利に
距離測定機能や通信効率改善など、多数のアップデート
Bluetooth SIGが、Bluetooth® Core Specificationの最新バージョン6.0を発表した。新機能「Bluetooth Channel Sounding」により、デバイスとの距離を正確に測定できるようになり、Appleの「探す」機能の精度向上やデジタルキーのセキュリティ強化などが期待される。
Bluetooth 6.0の目玉機能は、デバイスとの距離を正確に測定できる「Bluetooth Channel Sounding」。これにより、紛失物の場所をより正確に特定できるようになるなど、「探す」機能が大幅にパワーアップ。デジタルキーのセキュリティ強化にも貢献する。
その他の新機能や強化された点は、以下のとおり。
- 決定ベースのアドバタイジングフィルタリング:Bluetooth通信の効率を向上
- アドバタイザーの監視:デバイスの接続状態を監視し、省電力化を実現
- ISOAL強化:低遅延が重要なオーディオアプリケーションに最適化
- LL拡張機能セット:高度な機能を備えたデバイスでの互換性向上
- フレームスペース更新:Bluetooth通信の柔軟性を向上
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