世界初のターボチャージWi-Fiルーター「Portal」で最高のWi-Fi環境を手に入れろ!
僕らの生活には欠かせない無線LAN。自宅や職場、シェアオフィスやカフェなどでWi-Fiルーターが用意されていることは当たり前になりつつある。
ところで皆さんが日頃から使っている無線LAN、快適に使うことはできているだろうか。意外と思っていたほど通信速度が出ずに悩まされていないだろうか。
「Portal」は独自のスペクトラムターボチャージャー技術により他社のWi-Fiルーターと比較して3倍以上の無線電波へのアクセスを可能にし、都市部の家庭や集合住宅などの回線が混雑した状況でもパフォーマンスを最高で300倍向上し、通信範囲も2倍まで拡大することができるという、まさにあ最強のWi-Fiルーターなのだ!
現在、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを開始している「Portal」。本日、発表記者会見に参加し、「Portal」の魅力や強みについて取材してきたので、紹介する!
高速で通信可能なWi-Fiルーター、スマホ接続は便利に
以下、専門的な内容が多いため、10秒で分かる「Portal」の特徴をまとめておく。
- 「Portal」とは従来品よりも高速で通信できるWi-Fiルーター
- レーダーのために確保されている帯域を有効活用することによって回線の混雑を回避する技術に対応
- iOS/Androidデバイスは接続する人を簡単に管理することが可能に、Mac/PCは開発中
それでは発表内容を紹介する!
Wi-Fiは物理層の速度において17年間で3,500倍の進化を遂げている。十分な速度に達しているはずなのだが、現実としては不満の声も少なくない。
なぜか。それはシステム内の干渉が非常に多く、5GHz帯では十分な帯域が無線LANに割り当てられているにも関わらず、その多くがレーダー優先帯域であるため帯域が有効活用されないから。
開発元であるIDL(イグニッションデザインラボ)はこの問題を解決するための無線LANルーター「Portal」を開発。レーダー優先帯域を有効活用することによって本来の通信速度を利用することができる。
と言ってもこれを実現するためのハードルは高い。DFS帯のチャンネルを使用する前に1分間レーダがいないか確認、常に監視、レーダーを感知した際にはチャンネルの使用を直ちに停止し、新しいDFS帯のチャンネルを使用する前に1分間レーダがいないか確認する必要がある。要は大変なのだ。
とは言え、98%の利用者は35%以下のWi-Fi帯域に集中していると言われている。つまり65%の帯域が有効活用されていないということだ。
そこで、「Portal」は全チャンネルにおいてレーダーなどの干渉波や無線LANのトラフィックを常時するモニタリングすることができる受信専用チップを用意。情報をクラウドに上げることによってネットワークをよりインテリジェントに制御することに成功している。
他の強みとして、5GHzにおいてDFS帯の4つのバンド(80MHzチャンネルを非DFS帯と同じ使い勝手で使用することが可能。混雑時でも安定して高速通信が可能。遅延も3分の1まで低減することができ、対戦型ゲームなどのリアルタイム性が求められるアプリに最適である。
到達距離も、250平米規模の家でも1つのルーターで対応可能。メッシュ接続モードもサポートされている。
クラウドを活用することによって俊敏な動作が可能。干渉を事前に予測し、チャンネルを変更することもできる。
何よりも強いのはユーザーフレンドリーかつセキュアな仕組みを用意しているということ。接続する場合、Facebookを活用してワンクリックでネットワーク接続が可能になる「OnRamp機能」を搭載。ローリングコードを用いてゲストネットワークの安全性や管理も向上させることに成功している。
要はユーザーはいちいちSSIDとパスワードを受け取って接続するのではなく、「Portal」とBluetooth経由でペアリングし、管理者から使用権を与えられればすぐに接続開始できるという仕組みが用意されているのだ。
これは特にシェアオフィスやカフェなどで便利で、管理者側でその人が何ヶ月や何日間、何時間使用するかによってタイマーをセットし、期間が過ぎると自動的に接続できなくなるようにすることもできるのだ。これはすごい!
ただし、残念ながらこの恩恵を受けることができるのはまずはiOS/Androidデバイスのみ。Mac/PCに関しては現状、従来製品と変わらずSSIDとパスワードを受け取って入力する形となっているが、開発は進めているとのこと。
アンテナは9個内蔵、次世代無線規格「IEEE 802.11ac Wave-2」にも対応。5GHzは4ストリーム、2.4GHzは3ストリームが用意され、デバイス接続用に「Bluetooth Smart」が利用可能となっている。
「Portal」の外観やサイズ感をチェック
最後に「Portal」の外観やサイズ感を伝えるために手元にあった「iPhone 6 Plus」を横において比較してみた。Wi-Fiルーターとしては比較的大きい部類に入るが、複数のアンテナを内蔵している割には丸っこく可愛らしい外観が特徴。搭載されているUSBポート2つはいずれも「USB 2.0」とのこと。
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