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Twitterから学べること

非常に優れた記事を先輩が書いてらしたので、その記事を是非とも紹介したいと思う。

  • Mindcasting

おそらく最大の魅力は、Followしてる人をMindcastingできるとこだと思う。「はらへった」とか「アイス食べたい」という情報としての価値は「ほぼゼロ」に近いけど、タイムラインとして見ていると、まるでその人の頭の中をのぞいてるような感覚になる。これは今までのコミュニケーションツールでは体感できなかった新しい価値だと思う。

  • Openness

Twitterはmixiやfacebookと違って、知り合いでなくても気軽にFollowできる文化がある。だから友達の友達もFollowできるし、ObamaもBritneyもFollowできる。Obamaとマイミクになれるって考えると、そのすごさがわかりやすいかも。

オープンという点ではもう1つ、無視できる文化がある。メールは送られると返さなきゃいけない義務感が発生するけど、Twitterは特定の誰かに対して書いてるわけではないから無視されて当たり前。「それはいかにも虚しい」という人もいるけど、なにもすべてのコミュニケーションをTwitterで済まそうとしてるわけではないんだから、と思う。

  • Controllability

TwitterはRSSリーダーのようなものだから、嫌になったらUnfollowできる。Inputを自由にコントロールできることは(当たり前だけど)ユーザーに安心感を与える。

  • CondensationとDigestion

140字制約というルールもうまく機能している。回りくどい表現や余計な言葉が削られて内容が凝縮されたり(Condensation)、1エントリーの処理スピードが上がることで短時間で大量消化できるようになったり(Digestion)。まとまった時間は取れないけどスキマ時間なら結構あるよっていう人が、友達とCatchupするには最適のメディアかもしれない。

  • Simplicity vs Complexity

Twitterはサービスとしてはシンプルだけど、総体としてみると複雑。John Maedaの研究テーマに近いけど、人は「複雑なものをシンプルにデザインされたもの」を好むのかもしれない。Twitterは”What are you doing?”という質問に、100万通りの答えを期待できる。あと付け足すと、シンプルなサービスのおかげで、APIがシンプルで使いやすくなって、TweetieやTweetDeckのような優れたサードパーティが誕生したりもしている。

connecting my dots

非常にわかりやすく、非常に的を射ている記事のように思えた。

僕自身もかなりハードなtwitterユーザーである。高校の友人、大学の友人、職場の仲間など既にリアルの世界で知っている人も多く居る。不思議なことに彼らに数ヶ月ぶりにあっても久しぶりな感じがほとんどしない。僕のように一日平均50件投稿する人ならなんとなくわかるが、一日5回も投稿しない人でさえなんとなく会っている気がする。勝手にお互いの脳や心をのぞき込みあっている感じがしてとても不思議だ。

さらに自分の見ている人の発言が不愉快だったとしよう。その場合はその人をフォローから外せばいい。至ってシンプルなのだ。ただし残念なことに、最近加入した人やあまりtwitterを分からずやっている人を見ると、フォローされるされないで揉めたりするようだ。SNSのようなWEBサービスが日本人の肌には非常に合うことからtwitterもSNSの延長としてとらえているようである。もちろんとらえ方は人それぞれだと思うが、フォローされたいされたくないを意識するとどんどんSNS化していくのが目に見えていて非常に不愉快である。自分の発信することにもっと注力してほしいものである。

Twitterも日本での普及に今後力を入れていくようなので個人的にはかなり注目している。モバイルからの使い勝手の向上も目指していくようなので楽しみである。

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公開情報
更新日2010年11月23日
執筆者g.O.R.i
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