Twitter、白背景表示の廃止を撤回。ただしデフォルト表示はダークモードに

X（旧Twitter）のイーロン・マスクCEOが、黒文字・白背景表示のライトモードを廃止する方針を撤回した。マスクCEOは7月27日、「”ダークモード”はあらゆる面において優れている」と述べ、白文字・黒背景表示に限定する方針を明らかにしていた。

This platform will soon only have “dark mode”. It is better in every way.

— Elon Musk (@elonmusk) 2023年7月27日

一般ユーザーから多くの反発に対して動じなかったマスク氏だが、215万人以上のフォロワーを抱えるShibetoshi Nakamoto氏のコメントに反応。長いものにすぐ巻かれるマスク氏は、一転。「ライトモードを残してほしいとの要望に答えるから残す。しかしディムモードは削除される」と発表した。

A lot of people have asked to keep light mode, so we will, but the default will be dark and dim will be deleted

— Elon Musk (@elonmusk) 2023年7月28日

ライトモードの廃止は、Twitterのアイコンや名称の変更と異なり、本質的にサービスの使い勝手に影響する。ダークモードは有機ELディスプレイの電池節約に一定の効果があるが、明るい日中では見づらいことが多い。

なおTwitterのAndroidアプリは7月27日、最新バージョンでアプリアイコンおよびサービス名を「X」に変更した。iOSアプリは現時点で変更されていない。

アップデート情報によると、すでにライトモードは最新バージョンで廃止。ダークモードは「薄暗い（Dim）」と「消灯（Lights out）」の2種類が用意されているそうだ。