Twitter、Vineをサービス終了せずに売却する可能生ーーLINEも候補に
【image via clasesdeperiodismo】
先日、Vineが数ヶ月以内にサービスを終了する方針であることが明らかになった。Vine女王の大関れいかさんも言及するなど、インターネットは悲しみに包まれていた。
発表から約一週間後、明るいニュースが舞い込んできた!TechCrunchによると、TwitterはVineの売却について複数社と話し合いを行っていることを複数の情報筋から確認したと報じている!
LINEも候補に?!10社から5社まで絞り込んだ模様
売却先の候補となっている会社名は明らかになっていないが、10社から5社まで絞り込んだということ、そしてLINEが候補の1つであることが伝えられている。
While TechCrunch couldn’t confirm the names of any of the companies interested in Vine, a rumored bidder was Japanese messaging and gaming company Line.
LINEが購入した場合、タイムライン上にVineが投稿可能になり、今まで以上にタイムラインの活性化が図れる他、世界展開を強化する上で傘下に入れておいて損はないのかもしれない。あくまでも僕の予想ではあるが、Vineの6秒動画はLINEのユーザー数とも相性が良さそうな気がする。
売却価格は明らかにされていないが、一部では1,000万ドル(約10億円)になると言われている。
Vineを売却することによってTwitterは得られるものが多い。もちろん、売却によるキャッシュは経営状態が芳しくない同社にとってありがたいお小遣いではあるが、Twitterが必須であるVineをTwitter以外の会社が運営することによって、Twitter社はTwitterそのものにリソースを注力させることができる。
また、Vineが残ることによってVineユーザーは引き続きサービスを楽しめることも重要。新しい運営元となる会社が新しい風を吹き込むことによって以前より活性化し、Twitterもその恩恵を受けられるかもしれない。
Twitterは先日身売りに失敗し、その結果、300人規模の人員削減を実施すると報じられていた。世界では利用者数が激減しているTwitterだが、日本では相変わらず根強い人気を持つ。
Vineの売却によってVineがサービスとして継続し、Twitterも経営状態が改善されることを切に願う。
(via 9to5Mac)