FacebookメッセンジャーとInstagram、アプリを横断してメッセージが送受信可能に
Facebookは「Facebook Messenger」、「Instagram Direct」、「WhatsApp」のユーザー同士がメッセージの送受信を可能にするクロスプラットフォーム機能を開発しているとThe New York Timesが報じている。
異なるプラットフォーム同士でもメッセージのやり取りが可能に
各アプリは引き続きそれぞれ単体で動作するが、「Facebook Messenger」から「Instagram」に登録している友人のダイレクトメッセージ宛てにメッセージを送ったり、「WhatsApp」から「Facebook Messenger」の友人に連絡を取ったりすることが可能になる。
従来であれば、一方の友人が「Facebook Messenger」、もう一方の友人が「Instagram」をそれぞれ使っていた場合、メッセージのやり取りは別の共通のツールを使う必要があった。
プラットフォームを横断できるメッセージ機能を提供することにより、これらのユーザーはお互いの使いたいアプリでメッセージをやり取りすることができるようになる。普段使っているアプリでより多くのユーザーと交流することができ、ユーザーとしても使い勝手は向上すると予想できる。
Facebookはそれぞれのプラットフォームに広告を配信し、収益化している。メッセージングアプリの利用率が向上すればインプレッション数がその分増え、広告プラットフォームという点においても強みが増す。
3つの独立したコミュニケーションアプリを実質的に統合することにより、AppleやGoogleの提供するメッセージングサービスに対抗する狙いもあると考えられる。
(via The Verge)
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