Facebookメッセンジャー、Facebook公式アプリに”出戻り”か
Facebookが「Facebookメッセンジャー」の機能をFacebook公式アプリから利用可能にすることをテストしていることがわかった。
発見したのはInstagramやTwitterなどで開発途中の機能を発見しているアプリ研究者を名乗るJane Manchun Wong氏。公式アプリの右上に「Facebookメッセンジャー」のアイコンが追加され、「チャット」と書かれた画面にメッセンジャーの履歴が表示されている。
Facebook is bringing the Chats back to the app for preparing integrated messaging
Tip @Techmeme pic.twitter.com/LABK7qrk0e
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) April 12, 2019
利用できるのは「チャット」の名の通りメッセージのやり取りのみとなっているようだが、大多数の人はメッセージのやり取りをするために使っているとした場合、この機能が実装されれば「Facebookメッセンジャー」をインストールしておく必要がなくなるかもしれない。
メッセージのやり取りだけなら公式アプリで十分に?
通話機能、写真・動画の送信、リアクションボタンなどを利用するためには引き続き「Facebookメッセンジャー」アプリを必要とするようだ。
Facebookは2014年にFacebook公式アプリ内でメッセージの送受信、廃止し、メッセンジャーアプリへ集約した。また、今年1月には「Facebook Messenger」、「Instagram Direct」、「WhatsApp」のユーザー同士がメッセージの送受信を可能にするクロスプラットフォーム機能を開発していると報じられていた。
まとめたいのか分けたいのか、最終的にどのようにしたいのか現時点では分からないが、公式アプリからメッセージのやり取りをしたい層と「Facebookメッセンジャー」を利用したい層がそれぞれ存在するのかもしれない。
これらの機能がいつ頃正式機能として追加されるかは分かっていない。
(via The Verge)