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AR/VRニュース:Meta、ARグラス「Orion」や「Quest 3S」を正式発表。一方Appleは低解像度ディスプレイを模索

一般消費者向けではないが、開発プロトタイプではないとの位置づけ

Connect 24 Introducing Orion Header

Metaは現地時間9月25日、ARグラス「Orion」を正式発表した。スマートフォンのように限られた画面内でコンテンツを見るのではなく、視界にある現実世界がディスプレイとなり、デジタルコンテンツを重ねて配置できる。

Metaによると、Orionは小型化を徹底的に追求しており、そのため軽量かつ装着感に優れているという。従来のVRヘッドセットとは異なり、相手の表情を見ながら自然なコミュニケーションが可能になる。ビデオ通話やメッセージの送受信を、スマホを取り出すことなく実現する。

This is the Meta Orion
Orion

Orionは消費者向け製品ではないが、開発プロトタイプという位置づけでもない。一部従業員および外部ユーザーに提供し、将来的に消費者向け製品の開発に繋げる狙いだ。今後、さらなる小型化、低価格化が進むだろう。

300ドルのMeta Quest 3Sも発表

MetaQuest 3s new model
Meta Quest 3S

Metaは、Meta Quest 3のポテンシャルと性能を持ち合わせながら299.99ドルで提供する新型ヘッドセット「Meta Quest 3S」を発表した。

またMeta Quest 3Sの発表に伴い、Meta Quest 3(512GB)は649.99ドルから499.99ドルまで値下げした。

Appleは低解像度ディスプレイを模索。低価格モデル用か

一方Appleは、低価格帯のVision Proヘッドセット用に低解像度ディスプレイを模索していると報じられている。Digitimesによると、Japan Display(JDI)から1,500ppiのディスプレイを調達。Vision Proは3,391ppiのディスプレイを採用しており、製造コストの大幅削減が期待できる。

低解像度ディスプレイの採用は、今年7月時点でも報じられていた。コスト削減の手段として、iPhoneやMacに有線接続で動作する仕組みを採用するとの情報もある。

Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏は、来年にも低価格なApple Visionヘッドセットを発売する計画があると予想。しかし条件として「1,500ドル以下の価格」を指摘。実現できなければ「普及は期待できず、引き続きニッチな製品であり続けるだろう」としている。

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執筆者g.O.R.i
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