AppleのMRヘッドセット、虹彩認証機能を搭載か
Meta Quest Proにはない認証機能で差別化狙いか
Appleが2023年に発表すると噂されるMRヘッドセット(Apple Reality Pro)は、虹彩認証機能を搭載する可能性がある。AppleのMRヘッドセットの開発に携わったという人物によると、目の虹彩を利用することでユーザーの識別を実現。Face IDやTouch IDと同じように、MRヘッドセットでログインや決済機能が利用できるという。
虹彩認証は、アイトラッキングで実現する。Appleは2017年6月に買収したアイトラッキング企業「SensoMotoric Instruments」の技術を活用すると見られている。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、2021年3月時点でMRヘッドセットの虹彩認証対応を予測していた。
Meta Quest Proよりカメラ数が多く、軽さ・薄さに優位性あり?
AppleのMRヘッドセットは、Metaの最新MRヘッドセット「Quest Pro」より多い14個のカメラを搭載。足元を撮影するカメラが2台含まれており、現実世界の様子を正確に描写する。
外観は「スキーゴーグルのような見た目」となっており、主にメッシュ素材、アルミニウム、ガラスで作られている。Quest Proと比べて外向きカメラが目立たないデザインで、より軽く、薄く仕上がっているという。Quest Proの重量は722g。一部噂によるとAppleのMRヘッドセットは150g以下になるとの情報がある。
メガネを身につけている人向けに、専用の度入りレンズをマグネットで本体内部に取り付ける機構が用意されている。外側にはMRヘッドセットを装着しているユーザーの表情が見れるディスプレイが搭載されており、状況に応じてリフレッシュレートを調整し電池消耗を抑える仕様になっているそうだ。
価格情報は明らかにしていない。Quest Proの国内価格は22.6万円に設定されている。
(Source: The Informaton via MacRumors)