Apple、パワフルなAR/VR対応ヘッドセットを2020年に発表か
Appleは、2つの8Kディスプレイを搭載した、AR/VRどちらにも対応したパワフルなヘッドセットを開発している、とCNETが報じている。
社内におけるコードネームは「T288」。iPhoneやMacと直接繋がっている必要がなく完全にワイヤレスで動作し、2020年までに発表されると見られている。
ARメガネではなくAR/VR対応ヘッドセットを開発か
これらの情報は、2017年11月にBloombergが報じていた情報と一致する。当時は「ARメガネ」と表現されていたが、今回は「ヘッドセット」と表現されている。
上記記事ではタッチパネルやSiriを利用した音声操作、ヘッドジェスチャーの検討、専用App Storeの用意などについても触れられていたが、今回はこれらの関する情報はない。
計画に精通した自分によると、このAR/VRヘッドセットは受信機となる専用デバイスに、高速で通信可能にするワイヤレス通信技術を用いて接続する。この専用のデバイスはApple製プロセッサが内蔵され、現時点で提供されているプロセッサよりも高性能だという。
現状、ヘッドセットに接続するデバイスはPCタワーのような外観だが、Macとしては動作しないとのこと。パワフルな性能を活かしてARおよびVRの描写を可能にする。
また、「HTC Vive」のようにユーザーの位置情報を確認するために部屋内にカメラを設置する必要はない。すべてはこのヘッドセットおよびデバイスに内蔵される。
AppleのCEO Tim Cook氏は、2017年10月時点ではAppleのARメガネ計画に対し「技術的に時期尚早」と語っていた。2017年3月時点ではメガネ型ウェアラブルを1年以上前から開発していたと伝えられ、複数のAR対応メガネのプロトタイプをテスト中であると噂されている。
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