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AppleのAR/VRヘッドセット、3つのディスプレイを搭載か

マイクロ有機EL(Micro OLED)パネルを2つ、アクティブマトリックス有機EL(AMOLED)パネルを1つ

Maxim hopman 8vn4KvfU640 unsplash

AppleのAR/VRヘッドセットは、3つのディスプレイを搭載する可能性がある。ディスプレイ業界のサプライチェーン調査会社、Display Supply Chain Consultants(DSCC)の最新レポートによると、マイクロ有機EL(Micro OLED)パネルを2つ、アクティブマトリックス有機EL(AMOLED)パネルを1つの3枚構成になるという。

ソニーは先日、4,000ppiのVR用「OLEDマイクロディスプレイ」を発表。DSCCは、Apple専用に開発された可能性を指摘している。仮に4000 x 4000ピクセルだとすれば、AppleのAR/VRヘッドセットのディスプレイサイズ(対角寸法)は1.4インチになる。

プロフェッショナルや開発者がターゲット、価格は”数千ドル”か

Micro OLEDパネルは、ヘッドセットのディスプレイ部分で使用される。AMOLEDパネルはピクセル密度が低く解像度が低いため、周辺視野に使用されるそうだ。

目の焦点付近を高い解像度で、周囲を低い解像度で描画する手法は「Foveated Rendering(フォービエイテッド・レンダリング)」と呼ばれている。人間の目は、周辺視野に行くにしたがって徐々にぼやける性質を持つ。この特性を活かすことで、描画処理の負担を軽減できる。

ただし最先端のディスプレイ構成を使用したAR/VRセットは、高価になる見通し。DSCCは「数千ドル」と予測。他では3,000ドル(約30万円)以上になるとされている。

初期モデルのターゲットは一般ユーザーではなく、プロフェッショナルや開発者と見られる。早ければWWDC 2022で正式発表がある。

(Source: MacRumors

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更新日2024年03月16日
執筆者g.O.R.i
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